🎓エリクソンの発達段階:老年期の課題
こんにちは!今日は心理学者のエリクソンが考えた「発達段階」について学びましょう。
エリクソンは、人間の一生を8つの時期に分けました。介護の仕事で一番よく関わる「老年期(65歳〜)」の目標は、「統合」と「絶望」のバランスをとることです。
エリクソンは、人間の一生を8つの時期に分けました。介護の仕事で一番よく関わる「老年期(65歳〜)」の目標は、「統合」と「絶望」のバランスをとることです。
📊 わかりやすい図解:統合 対 絶望
お年寄りは、自分の過去の人生をふり返って、2つの気持ちの間で揺れ動きます。
統合
(Integrity)
「これでよかった」と自分の人生を肯定(=認める)する。
「これでよかった」と自分の人生を肯定(=認める)する。
VS
葛藤・対立
葛藤・対立
絶望
(Despair)
「やり直したい」と後悔し、死を恐れる。
「やり直したい」と後悔し、死を恐れる。
➡️ 「統合」が「絶望」を上回ると、
【英知(知恵)】という力を手に入れます!
「統合」って難しい言葉ですね。実際の介護の現場では、どんな様子なんですか?
たとえば、施設の利用者さんが「若い頃は苦労もしたけど、家族にも恵まれて、いい人生だったよ」と笑顔で話してくれることがありますよね。これが「統合」ができている状態です。
逆に、「もっと別の生き方をすればよかった…もう時間がない」と落ち込んでしまうのが「絶望」です。介護福祉士は、利用者さんが自分の人生を「これでよかった」と思えるようにサポートすることが大切なんですよ。
逆に、「もっと別の生き方をすればよかった…もう時間がない」と落ち込んでしまうのが「絶望」です。介護福祉士は、利用者さんが自分の人生を「これでよかった」と思えるようにサポートすることが大切なんですよ。
試験に出るポイント
- エリクソンの発達理論(心理社会的な発達)は、人生を8つの段階に分けた。
- 老年期の課題 = 統合 対 絶望
- 「統合」によって獲得するもの = 英知(知恵)
- ※他の時期(青年期の「アイデンティティ」など)とひっかけ問題が出やすいので注意!
📝 過去問 〇×チェック(全10問)
エリクソンの発達段階についての国家試験レベルの問題です。〇か×か考えてみましょう!
第29回 参考
問題 1
エリクソンの発達段階において、老年期の発達課題は「統合」である。
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【正解】 〇
その通りです。エリクソンは、老年期(およそ65歳以上)の課題を「(自我の)統合 対 絶望」としました。過去の人生を受け入れることが目標です。
その通りです。エリクソンは、老年期(およそ65歳以上)の課題を「(自我の)統合 対 絶望」としました。過去の人生を受け入れることが目標です。
第33回 参考
問題 2
老年期の課題である「絶望」を乗り越えることで獲得される力は、「愛」である。
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【正解】 ×
「愛」ではなく「英知(知恵)」が正解です。「愛」は、初期成年期(20〜30代頃)に「親密性 対 孤立」の課題を乗り越えて獲得するものです。
「愛」ではなく「英知(知恵)」が正解です。「愛」は、初期成年期(20〜30代頃)に「親密性 対 孤立」の課題を乗り越えて獲得するものです。
模擬問題
問題 3
老年期における「統合」とは、自分の過去の人生をそのまま受け入れ、意味を見出すことである。
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【正解】 〇
正しいです。「色々あったけれど、これでよかった」と自分の生き方に満足し、肯定できる状態を「統合」と呼びます。
正しいです。「色々あったけれど、これでよかった」と自分の生き方に満足し、肯定できる状態を「統合」と呼びます。
第25回 参考
問題 4
エリクソンの発達段階において、青年期(10代後半〜20代)の課題は「統合」である。
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【正解】 ×
「統合」は老年期の課題です。青年期の課題は「アイデンティティ(自我同一性)の確立 対 役割の混乱」です。「自分とは何者か」を悩む時期ですね。
「統合」は老年期の課題です。青年期の課題は「アイデンティティ(自我同一性)の確立 対 役割の混乱」です。「自分とは何者か」を悩む時期ですね。
模擬問題
問題 5
老年期の課題において、「統合」が「絶望」を上回ることで、「英知(知恵)」という徳が生まれる。
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【正解】 〇
その通りです。「絶望」の気持ちもゼロにはなりませんが、「統合」の気持ちが勝つことで、人生の深い理解である「英知」を得ることができます。
その通りです。「絶望」の気持ちもゼロにはなりませんが、「統合」の気持ちが勝つことで、人生の深い理解である「英知」を得ることができます。
基本知識
問題 6
エリクソンの発達段階は、人の一生を4つの段階に分けている。
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【正解】 ×
4つではなく、8つの段階に分けています。(乳児期・幼児期前期・幼児期後期・児童期・青年期・初期成年期・中年期・老年期)
4つではなく、8つの段階に分けています。(乳児期・幼児期前期・幼児期後期・児童期・青年期・初期成年期・中年期・老年期)
第30回 参考
問題 7
「自分の人生は失敗だった」と強く後悔し、迫りくる「死」をひどく恐れる状態は、エリクソンの言う「絶望」にあたる。
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【正解】 〇
正しいです。もう人生をやり直す時間がないという焦りや、これまでの生き方への後悔が「絶望」となってあらわれます。
正しいです。もう人生をやり直す時間がないという焦りや、これまでの生き方への後悔が「絶望」となってあらわれます。
第28回 参考
問題 8
老年期の心理社会的な危機(課題)は、「親密性 対 孤立」である。
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【正解】 ×
「親密性 対 孤立」は、初期成年期(若者が恋人や友人と深い関係を築く時期)の課題です。繰り返しますが、老年期は「統合 対 絶望」です。
「親密性 対 孤立」は、初期成年期(若者が恋人や友人と深い関係を築く時期)の課題です。繰り返しますが、老年期は「統合 対 絶望」です。
基礎知識
問題 9
エリクソンが提唱したこの理論は、「心理社会的発達理論」と呼ばれている。
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【正解】 〇
正しいです。人の心(心理)が、まわりの人や環境(社会)との関わりの中でどのように成長していくかをまとめた理論です。
正しいです。人の心(心理)が、まわりの人や環境(社会)との関わりの中でどのように成長していくかをまとめた理論です。
模擬問題
問題 10
エリクソンは、老年期の課題を解決するためには、過去の失敗や悲しみをすべて「忘れる」ことが必要だと考えた。
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【正解】 ×
「忘れる」のではありません。失敗や悲しみも含めて、すべての経験が「自分のかけがえのない人生だった」と受け入れる(=統合する)ことが重要だと考えました。
「忘れる」のではありません。失敗や悲しみも含めて、すべての経験が「自分のかけがえのない人生だった」と受け入れる(=統合する)ことが重要だと考えました。
🇲🇲 မြန်မာဘာသာဖြင့် အနှစ်ချုပ် (ミャンマー語まとめ)
エリクソンの発達段階 (Erikson’s Stages of Development):
အဲရစ်ဆင်၏ စိတ်ပိုင်းဆိုင်ရာနှင့် လူမှုရေးဖွံ့ဖြိုးမှုအဆင့်များ။ လူ့ဘဝကို အဆင့် (၈) ဆင့်ခွဲခြားထားသည်။
老年期の課題 (Task in Old Age):
သက်ကြီးရွယ်အိုဘဝ၏ အဓိကစိန်ခေါ်မှုမှာ “統合 (Integrity) vs 絶望 (Despair)” ဖြစ်သည်။
– 統合 (Integrity): မိမိ၏ ပြီးခဲ့သောဘဝကို ကျေနပ်စွာ လက်ခံနိုင်ခြင်း (ဘဝကို အကောင်းမြင်ခြင်း)။
– 絶望 (Despair): မိမိဘဝကို နောင်တရခြင်းနှင့် သေဆုံးရမည်ကို ကြောက်ရွံ့ခြင်း။
英知 (Wisdom):
Integrity သည် Despair ထက် ပိုမိုအားကောင်းလာသောအခါ ရရှိလာမည့် အသက်ကြီးသူများ၏ “ဉာဏ်ပညာ (Wisdom)” ဖြစ်သည်။ သက်ကြီးရွယ်အိုများကို ပြုစုစောင့်ရှောက်ရာတွင် ၎င်းတို့၏ဘဝကို လက်ခံနိုင်အောင် ကူညီပေးရန် အရေးကြီးပါသည်။
အဲရစ်ဆင်၏ စိတ်ပိုင်းဆိုင်ရာနှင့် လူမှုရေးဖွံ့ဖြိုးမှုအဆင့်များ။ လူ့ဘဝကို အဆင့် (၈) ဆင့်ခွဲခြားထားသည်။
老年期の課題 (Task in Old Age):
သက်ကြီးရွယ်အိုဘဝ၏ အဓိကစိန်ခေါ်မှုမှာ “統合 (Integrity) vs 絶望 (Despair)” ဖြစ်သည်။
– 統合 (Integrity): မိမိ၏ ပြီးခဲ့သောဘဝကို ကျေနပ်စွာ လက်ခံနိုင်ခြင်း (ဘဝကို အကောင်းမြင်ခြင်း)။
– 絶望 (Despair): မိမိဘဝကို နောင်တရခြင်းနှင့် သေဆုံးရမည်ကို ကြောက်ရွံ့ခြင်း။
英知 (Wisdom):
Integrity သည် Despair ထက် ပိုမိုအားကောင်းလာသောအခါ ရရှိလာမည့် အသက်ကြီးသူများ၏ “ဉာဏ်ပညာ (Wisdom)” ဖြစ်သည်။ သက်ကြီးရွယ်အိုများကို ပြုစုစောင့်ရှောက်ရာတွင် ၎င်းတို့၏ဘဝကို လက်ခံနိုင်အောင် ကူညီပေးရန် အရေးကြီးပါသည်။

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