🛌 体位(仰臥位・側臥位・ファウラー位など)
みなさん、こんにちは。「体位」とは、ベッドや車いすでの「体の姿勢」のことです。
利用者の目的(寝る、食べる、休む)に合わせて、正しい体位を作ることはとても重要です。特に、褥瘡(床ずれ)の予防や、食事介助の安全のために、それぞれの名前と特徴を覚えましょう。
利用者の目的(寝る、食べる、休む)に合わせて、正しい体位を作ることはとても重要です。特に、褥瘡(床ずれ)の予防や、食事介助の安全のために、それぞれの名前と特徴を覚えましょう。
重要:体位の種類とポイント
仰臥位
(背臥位)
(背臥位)
あおむけ。枕で頭を支える。
最も基本的でリラックスできる姿勢。
側臥位
横向き。
背中の除圧(圧力をとること)や、おむつ交換時に使う。
クッションを抱かせると安定する。
ファウラー位
45度〜60度の半座位。
食事や経管栄養、呼吸困難がある時に行う。
端座位
ベッドの端(はし)に座る姿勢。
必ず足底(足の裏)を床につけて安定させる。
先生、「伏臥位」という言葉も聞きました。これはどんな時に使いますか?
あと、食事の時はどの姿勢がいいですか?
あと、食事の時はどの姿勢がいいですか?
良い質問ですね!
① 伏臥位(腹ばい)は、お腹を下にして寝る姿勢です。嘔吐物による窒息を防ぐ時などに使いますが、胸が圧迫されて呼吸がしにくいので、高齢者には注意が必要です。
② 食事の姿勢は、「座位(椅子に座る)」または「ファウラー位」が良いです。あごを引く姿勢がとれるので、誤嚥(食べ物が肺に入ること)を防ぎやすいですよ。
① 伏臥位(腹ばい)は、お腹を下にして寝る姿勢です。嘔吐物による窒息を防ぐ時などに使いますが、胸が圧迫されて呼吸がしにくいので、高齢者には注意が必要です。
② 食事の姿勢は、「座位(椅子に座る)」または「ファウラー位」が良いです。あごを引く姿勢がとれるので、誤嚥(食べ物が肺に入ること)を防ぎやすいですよ。
試験に出るポイント
- 褥瘡の好発部位(できやすい場所):
- 仰臥位 → 仙骨部(おしりの真ん中)、踵骨部(かかと)。
- 側臥位 → 大転子部(太ももの外側)、腸骨部(腰骨)。
- 角度の違い:
- セミファーラー位:15〜30度(少しだけ上げる)。
- ファーラー位:45〜60度(食事など)。
- 座位:90度。
- 体位変換:
同じ姿勢が続くと褥瘡になるため、少なくとも2時間に1回は姿勢を変えます。
過去問 〇×チェック(全10問)
第32回 参考
Q1. 仰臥位で寝ているとき、最も褥瘡ができやすい部位は、膝である。
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【正解】 ×
仰臥位(あおむけ)で最も圧力がかかるのは、仙骨部(おしりの骨)や踵です。膝(ひざ)の下は浮いていることが多いです。
仰臥位(あおむけ)で最も圧力がかかるのは、仙骨部(おしりの骨)や踵です。膝(ひざ)の下は浮いていることが多いです。
第30回 参考
Q2. 端座位をとるときは、足底が床から浮いている方がよい。
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【正解】 ×
端座位(ベッドの端に座る)では、体が安定するように、必ず足底を床につけます。足が浮いていると不安定で転落の危険があります。
端座位(ベッドの端に座る)では、体が安定するように、必ず足底を床につけます。足が浮いていると不安定で転落の危険があります。
第31回 参考
Q3. 側臥位から仰臥位へ体位変換するときは、利用者の体を小さくまとめて回転させるとよい。
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【正解】 〇
体を小さくまとめる(腕を組んだり膝を立てたりする)ことで、摩擦(まさつ)が減り、少ない力でスムーズに回転させることができます(トルクの原理)。
体を小さくまとめる(腕を組んだり膝を立てたりする)ことで、摩擦(まさつ)が減り、少ない力でスムーズに回転させることができます(トルクの原理)。
第33回 参考
Q4. 経管栄養を行うときは、仰臥位(フラット)で行うのが基本である。
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【正解】 ×
経管栄養のときは、逆流して誤嚥するのを防ぐため、上体を起こした半座位(ファウラー位)で行います。
経管栄養のときは、逆流して誤嚥するのを防ぐため、上体を起こした半座位(ファウラー位)で行います。
第29回 参考
Q5. 尖足(足先が伸びきった状態)を予防するために、足元にクッションなどを置くことがある。
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【正解】 〇
長期間、布団の重みなどで足首が伸びたままになると拘縮して「尖足」になります。これを防ぐため、足底板やクッションを使います。
長期間、布団の重みなどで足首が伸びたままになると拘縮して「尖足」になります。これを防ぐため、足底板やクッションを使います。
第34回 参考
Q6. 側臥位では、大転子部に褥瘡ができやすい。
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【正解】 〇
大転子は、太ももの付け根の外側にある骨の出っ張りです。横向き(側臥位)で寝ると、ここが圧迫されやすいです。
大転子は、太ももの付け根の外側にある骨の出っ張りです。横向き(側臥位)で寝ると、ここが圧迫されやすいです。
第35回 参考
Q7. 拘縮がある利用者には、無理にその関節を伸ばして体位を整える。
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【正解】 ×
無理に伸ばすと骨折や痛みの原因になります。拘縮(関節が固まること)がある場合は、クッションなどを隙間に入れて、楽な姿勢(良肢位)を保ちます。
無理に伸ばすと骨折や痛みの原因になります。拘縮(関節が固まること)がある場合は、クッションなどを隙間に入れて、楽な姿勢(良肢位)を保ちます。
第28回 参考
Q8. 呼吸困難があるときは、起座位(前かがみになる姿勢)をとると呼吸が楽になることがある。
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【正解】 〇
起座位(オーバーテーブルなどにクッションを置いて、もたれかかる姿勢)は、呼吸を補助する筋肉が働きやすくなるため、呼吸が楽になります。
起座位(オーバーテーブルなどにクッションを置いて、もたれかかる姿勢)は、呼吸を補助する筋肉が働きやすくなるため、呼吸が楽になります。
第30回 参考
Q9. 褥瘡予防のための体位変換は、1日1回行えば十分である。
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【正解】 ×
2時間圧迫が続くと組織が壊死し始めると言われています。一般的には2時間ごとの体位変換が推奨されています。
2時間圧迫が続くと組織が壊死し始めると言われています。一般的には2時間ごとの体位変換が推奨されています。
第33回 参考
Q10. シムス位は、半腹臥位とも呼ばれ、直腸検査や浣腸の際に適している。
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【正解】 〇
シムス位は、横向きとうつ伏せの中間のような姿勢です。リラックスでき、肛門が露出するため浣腸などに使われます。妊婦さんにも楽な姿勢です。
シムス位は、横向きとうつ伏せの中間のような姿勢です。リラックスでき、肛門が露出するため浣腸などに使われます。妊婦さんにも楽な姿勢です。
မြန်မာလိုအနှစ်ချုပ် (ミャンマー語まとめ)
仰臥位 (Gyogai): ပက်လက်အိပ်အနေအထား (Supine position)。ခေါင်းအုံးခု၍ အိပ်ရသည်။
側臥位 (Sokugai): ဘေးစောင်းအိပ်အနေအထား (Lateral position)。ကျောကုန်းဖိအားကို လျှော့ချရန်အတွက် အသုံးပြုသည်။
端座位 (Tanzai): ကုတင်အစွန်းတွင်ထိုင်ခြင်း (Sitting on edge of bed)。ခြေထောက်ကို ကြမ်းပြင်နှင့်ထိအောင်ထားရမည်။
ファウラー位 (Fowler-i): ကုတင်ခေါင်းရင်းကို ၄၅ ဒီဂရီမှ ၆၀ ဒီဂရီမြှင့်ထားသောအနေအထား (Fowler’s position)。အစာစားချိန်တွင် အသုံးပြုသည်။
褥瘡 (Jokusou): အိပ်ရာနာ (Pressure ulcer/Bedsores)。အနေအထားတစ်မျိုးတည်း အကြာကြီးနေပါက ဖြစ်ပွားနိုင်သည်။

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