食事姿勢(しょくじしせい)誤嚥防止(ごえんぼうし)のポイント

🍽️ 食事しょくじ姿勢しせい(誤嚥ごえん防止ぼうしのポイント)

先生

先生

みなさん、こんにちは。
今日は、利用者が安全に食事をするための「正しい姿勢しせいについて勉強しましょう。
姿勢しせいが悪いと、食べ物が気管きかんに入ってしまう誤嚥ごえんのリスクが高まります。基本の3つのポイントを覚(おぼ)えてくださいね。
安全な食事姿勢の3つのポイント

安全に嚥下えんげ(飲み込むこと)をするためには、以下の3つが重要です。

足底そくてい接地せっち 足の裏が床(ゆか)にしっかりついていること。
→ 体が安定し、お腹に力が入りやすい。
あご くびを少し前に傾(かたむ)けること。
気道きどうが狭(せま)くなり、誤嚥ごえんを防ぐ。
③ 深く座る 椅子いすに深く座り、背筋(せすじ)を伸ばす。
→ 90度くらいが基本。
ポイント 理由(なぜ?)
足底そくていが床につく 足がブラブラしていると、体が安定しません。
踏ん張ることで、飲み込む力が強くなります。
あご
(うなずく姿勢)
あごを上げると気道きどう(空気の通り道)が開いてしまいます。
あごを引くと食道しょくどう(食べ物の通り道)が広がりやすくなります。
テーブルの高さ ひじ(ひじ)を90度に曲げて、テーブルに乗せられる高さがベストです。
生徒

生徒

先生!
上を向いてゴクゴク飲んだほうが、重力(じゅうりょく)で流れやすい気がしますが、ダメなんですか?
先生

先生

それは大変危険です!
天井(てんじょう)を見ながら水を飲もうとしてみてください。とても苦しいはずです。
頸部けいぶ(首)が伸展しんてん(上を向くこと)すると、気道きどうが大きく開いてしまい、食べ物が肺(はい)に入りやすくなってしまうんです。
だから、必ず頸部けいぶ前屈ぜんくつあごを引く)」姿勢を保ちます。
試験に出る!

💡 リクライニング車いすの場合

座る姿勢(90度)を保つのが難しい人は、リクライニング車いすを使います。その時の角度に注意しましょう!

  • 角度:30度くらい倒(たお)すのが誤嚥ごえんしにくいと言われています。
  • 首の調整:背もたれを倒すと、顔が上を向いてしまいがちです。まくらを入れて、あごを引いた状態を作ることが最も重要です!
国家試験 過去問 〇×チェック(全10問)

正しい食事姿勢について、〇か×かで答えましょう。

第32回 参考
椅子いすに深く座り、足底そくていが床(ゆか)につくように調整した。
正解と解説を見る
【正解】 〇
これが最も基本的な正しい姿勢です。足底そくていがつくことで体幹(たいかん)が安定し、嚥下えんげしやすくなります。
第30回 参考
嚥下えんげしやすくするために、あごを上げた姿勢(頸部けいぶ伸展しんてん)にした。
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【正解】 ×
あごを上げると気道きどうが広がり、誤嚥ごえんのリスクが高まります。正しくは「あごを引く(頸部けいぶ前屈ぜんくつ)」です。
第33回 参考
テーブルの高さは、座った状態でひじが90度くらいになる高さにした。
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【正解】 〇
テーブルが高すぎると脇(わき)が開き、低すぎると前かがみになりすぎます。ひじをのせられる高さが適切です。
第31回 参考
リクライニング車いすを使用する場合、背もたれの角度を60度〜90度にするよりも、30度程度の方が誤嚥ごえんしにくい場合がある。
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【正解】 〇
座位が保てない場合、30度程度のリクライニング位が誤嚥ごえんリスクが低いとされています。(ただし、個人差があります)
第34回 参考
リクライニング位(仰向(あおむ)けに近い姿勢)にする際、まくらを外して頭を低くした。
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【正解】 ×
背もたれを倒したまま枕がないと、あごが上がってしまいます。まくらを使用して、必ずあごを引いた状態を作ります。
第29回 参考
片麻痺かたまひ(半身まひ)がある場合、患側かんそく(まひ側)にクッションを入れて身体を支えた。
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【正解】 〇
まひ側に体が傾(かたむ)きやすいため、クッション等で支えて姿勢を真っ直ぐに保つことが重要です。
第28回 参考
円背えんぱい(背中が丸まっている人)には、背中にクッションを入れて、視線が前を向くように調整した。
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【正解】 〇
背中が丸まっていると、無理に背もたれにつけようとすると顔が上を向いてしまいます。隙間(すきま)をクッションで埋めて調整します。
第35回 参考
食事中、足が床に届かないため、足台(踏み台)を使用した。
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【正解】 〇
椅子いすが高すぎる場合は、足台を使用して「足底そくてい接地せっち」の状態を作ります。
第31回 参考
テーブルと身体の間は、拳(こぶし)一つ分くらい空けるのが良い。
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【正解】 〇
テーブルに体が密着しすぎると圧迫され、遠すぎると食べこぼしが増えます。拳一つ分程度の隙間が適切です。
第33回 参考
麻痺まひがある場合、健康な側(健側けんそく)を下にした側臥位そくがい(横向き寝)で食事をすることがある。
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【正解】 〇
座位が困難な場合、健側けんそくを下にした横向きで食べることで、重力を利用して食べ物を送り込みやすくする方法があります。
📌 ミャンマー語まとめ (မြန်မာဘာသာ)

အစာစားသောပုံစံ

၁။ ခြေဖဝါးကြမ်းပြင်ထိခြင်း (足底接地)
ခြေထောက်ကို ကြမ်းပြင်ပေါ်တွင် သေချာချထားပါ။ ခြေထောက်တွဲလောင်းမကျစေရပါ။

၂။ မေးစေ့ကို ရင်ဘတ်ဖက်သို့ ငုံ့ထားခြင်း (顎を引く)
အစာမျိုချချိန်တွင် မေးစေ့ကို အနည်းငယ်ငုံ့ထားပါ။ မော့ပြီးမစားရပါ။ (အစာသီးခြင်းကို ကာကွယ်ရန်)

၃။ ထိုင်ခုံတွင် နက်နက်ထိုင်ခြင်း (深く座る)
ထိုင်ခုံတွင် ခါးမတ်မတ်ထား၍ သေချာထိုင်ပါ။

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