🧠 双極性障害(躁うつ病)
みなさん、こんにちは!今回は精神疾患のなかでもよく出題される「双極性障害」について学びましょう。
むかしは「躁うつ病」と呼ばれていました。「躁状態(テンションが高い)」と「うつ状態(テンションが低い)」を繰(く)り返(かえ)すのが最大の特徴(とくちょう)です!
むかしは「躁うつ病」と呼ばれていました。「躁状態(テンションが高い)」と「うつ状態(テンションが低い)」を繰(く)り返(かえ)すのが最大の特徴(とくちょう)です!
1. 躁状態 と うつ状態 の違い
🔥 躁状態
気分(きぶん)が異常に高揚する。
眠らなくても元気。
お金を使いすぎる(浪費)。
眠らなくても元気。
お金を使いすぎる(浪費)。
💧 うつ状態
気分(きぶん)が落ち込む。
何もやる気が起きない。
自分を責める(自責の念)。
何もやる気が起きない。
自分を責める(自責の念)。
| 症状のポイント | 躁状態(テンションMax!) | うつ状態(エネルギー切れ…) |
|---|---|---|
| 思考・発言 | 観念奔逸(次々にアイデアが湧き、おしゃべりが止まらない) | 思考制止(考えがまとまらない、言葉が出ない) |
| 妄想 | 誇大妄想(自分は特別で偉大な人間だと思い込む) | 微小妄想(自分はダメな人間だと思い込む、貧困妄想など) |
| 睡眠 | 睡眠欲求の減少(2〜3時間しか寝なくても平気) | 不眠、または過眠(ずっと寝てしまう) |
| 行動 | 過活動、浪費(高額な買い物を次々とする)、性的逸脱 | 意欲低下、引きこもり、希死念慮(死にたいと思う) |
「観念奔逸」って難しい言葉ですね!次(つぎ)から次(つぎ)へと話(はなし)が飛(と)んでいく状態(じょうたい)のことなんですね。治療はどうするんですか?
治療には、気分の波(なみ)を穏(おだ)やかにする「気分安定薬」を使います。特に炭酸リチウムというお薬が有名ですが、副作用(ふくさよう)の「リチウム中毒(ちゅうどく)」には注意(ちゅうい)が必要です!
試験のポイント!
- 炭酸リチウム(気分安定薬):双極性障害の治療によく使われる。手の震(ふる)え、吐(は)き気、下痢(げり)などの「リチウム中毒(ちゅうどく)」に注意。
- 病識の欠如(けつじょ):特に躁状態の時は「自分は絶好調だ!」と思っており、自分が病気だという認識(病識)がないことが多い。
- ケアの注意点(躁状態):無理(むり)に押(お)さえつけると怒(おこ)り出(だ)すので、刺激(しげき)を減(へ)らし、静(しず)かな環境(かんきょう)で休(やす)ませる。
- 自殺(じさつ)のリスク(うつ状態):最も危険なのは、うつ状態の「どん底」の時よりも、少(すこ)しエネルギーが戻(もど)り始(はじ)めた「回復期(かいふくき)」です!
📝 過去問 〇×チェック(全10問)
本番の国家試験をベースにした問題です。〇か×か考えてみましょう!
第35回 参考
問題 1
双極性障害は、気分が高揚する躁状態と、気分が落ち込むうつ状態を繰り返す疾患である。
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【正解】 〇
その通(とお)りです。「双極(そうきょく)」とは、ハイテンション(躁)とローテンション(うつ)という「2つの極(きょく)」を行(い)ったり来(き)たりすることを意味(いみ)します。
その通(とお)りです。「双極(そうきょく)」とは、ハイテンション(躁)とローテンション(うつ)という「2つの極(きょく)」を行(い)ったり来(き)たりすることを意味(いみ)します。
第33回 参考
問題 2
双極性障害の躁状態では、睡眠欲求が減少し、あまり眠らなくても疲労を感じにくくなる。
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【正解】 〇
躁状態の特徴(とくちょう)です。エネルギーが満ちあふれているように感(かん)じるため、2〜3時間の睡眠(すいみん)でも平気(へいき)で活発(かっぱつ)に動(うご)き回(まわ)ります。
躁状態の特徴(とくちょう)です。エネルギーが満ちあふれているように感(かん)じるため、2〜3時間の睡眠(すいみん)でも平気(へいき)で活発(かっぱつ)に動(うご)き回(まわ)ります。
第36回 参考
問題 3
躁状態の症状として、次(つぎ)から次(つぎ)へと考(かんが)えが浮(う)かび、話題(わだい)がどんどん飛(と)んでいく「観念奔逸」がみられる。
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【正解】 〇
思考(しこう)のスピードが速(はや)くなりすぎている状態です。多弁(たべん=よくしゃべる)になり、話の筋(すじ)がどんどん変(か)わっていくのが特徴です。
思考(しこう)のスピードが速(はや)くなりすぎている状態です。多弁(たべん=よくしゃべる)になり、話の筋(すじ)がどんどん変(か)わっていくのが特徴です。
第35回 参考
問題 4
双極性障害のうつ状態では、「自分(じぶん)は莫大(ばくだい)な財産(ざいさん)を持(も)っている」などの誇大妄想が現れる。
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【正解】 ×
誇大妄想が現れるのは躁状態の時です。うつ状態の時は、「自分はダメな人間だ」「重い病気にかかった(心気妄想)」などの微小妄想が現れます。
誇大妄想が現れるのは躁状態の時です。うつ状態の時は、「自分はダメな人間だ」「重い病気にかかった(心気妄想)」などの微小妄想が現れます。
第33回 参考
問題 5
双極性障害の治療には、気分安定薬である炭酸リチウムがよく用いられる。
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【正解】 〇
炭酸リチウムは、躁状態とうつ状態の波(なみ)を小(ちい)さくし、再発(さいはつ)を予防(よぼう)するために非常に重要(じゅうよう)な薬です。
炭酸リチウムは、躁状態とうつ状態の波(なみ)を小(ちい)さくし、再発(さいはつ)を予防(よぼう)するために非常に重要(じゅうよう)な薬です。
第36回 参考
問題 6
炭酸リチウムの副作用として、手(て)の震(ふる)え、吐(は)き気、下痢(げり)などの「リチウム中毒」に注意が必要である。
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【正解】 〇
血中(けっちゅう)の薬の濃度(のうど)が高くなりすぎると中毒(ちゅうどく)を起こすため、定期的な血液検査(けつえきけんさ)と体調の観察(かんさつ)が必要です。
血中(けっちゅう)の薬の濃度(のうど)が高くなりすぎると中毒(ちゅうどく)を起こすため、定期的な血液検査(けつえきけんさ)と体調の観察(かんさつ)が必要です。
第35回 参考
問題 7
躁状態にある人は、「自分は病気である」という病識をしっかりと持(も)っていることが多い。
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【正解】 ×
躁状態の時は「自分は絶好調(ぜっこうちょう)だ!」と思い込んでいるため、病識(自分が病気だという自覚)が欠如(けつじょ)していることが多く、治療を拒否(きょひ)しがちです。
躁状態の時は「自分は絶好調(ぜっこうちょう)だ!」と思い込んでいるため、病識(自分が病気だという自覚)が欠如(けつじょ)していることが多く、治療を拒否(きょひ)しがちです。
第33回 参考
問題 8
うつ状態の人に対しては、「がんばれ」と強く励(はげ)ましたり、気分転換(きぶんてんかん)に外へ連(つ)れ出(だ)したりするのが適切なケアである。
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【正解】 ×
うつ状態の人に対する「安易(あんい)な励(はげ)まし」は禁物(きんもつ)です。本人はすでに限界まで頑張っており、さらにプレッシャーを与えてしまいます。ゆっくり休ませることが第一です。
うつ状態の人に対する「安易(あんい)な励(はげ)まし」は禁物(きんもつ)です。本人はすでに限界まで頑張っており、さらにプレッシャーを与えてしまいます。ゆっくり休ませることが第一です。
第36回 参考
問題 9
うつ状態から少(すこ)しずつエネルギーが回復してきた時期(回復期)は、自殺の危険性が低下するため注意(ちゅうい)しなくてもよい。
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【正解】 ×
うつの「どん底」の時は、死ぬエネルギーすらありません。少し回復(かいふく)して行動(こうどう)するエネルギーが出(で)てきた時が、最も自殺(希死念慮の実行)のリスクが高く、非常(ひじょう)に注意が必要です。
うつの「どん底」の時は、死ぬエネルギーすらありません。少し回復(かいふく)して行動(こうどう)するエネルギーが出(で)てきた時が、最も自殺(希死念慮の実行)のリスクが高く、非常(ひじょう)に注意が必要です。
第35回 参考
問題 10
躁状態で興奮している人には、真正面(まっしょうめん)から否定せず、刺激(しげき)の少(すく)ない環境で対応することが望ましい。
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【正解】 〇
頭ごなしに否定(ひてい)すると激怒(げきど)することがあります。安全(あんぜん)を確保(かくほ)しつつ、静(しず)かな環境(かんきょう)へ誘導(ゆうどう)して刺激(しげき)を減(へ)らすことが適切(てきせつ)な対応です。
頭ごなしに否定(ひてい)すると激怒(げきど)することがあります。安全(あんぜん)を確保(かくほ)しつつ、静(しず)かな環境(かんきょう)へ誘導(ゆうどう)して刺激(しげき)を減(へ)らすことが適切(てきせつ)な対応です。
မြန်မာဘာသာဖြင့် အနှစ်ချုပ် (ミャンマー語まとめ)
双極性障害 (Bipolar disorder):
ယခင်က (Manic depression) ဟု ခေါ်ဆိုခဲ့သည်။ စိတ်အားထက်သန်လွန်းသော အခြေအနေ (Manic state – 躁状態) နှင့် စိတ်ဓာတ်ကျသော အခြေအနေ (Depressive state – うつ状態) တို့ကို တစ်လှည့်စီ ဖြစ်ပေါ်ခံစားရသော ရောဂါဖြစ်သည်။
躁状態 (Manic state):
အိပ်ချိန်နည်းသော်လည်း မပင်ပန်းခြင်း၊ စကားများခြင်း၊ အတွေးအကြံများ လျင်မြန်စွာပြောင်းလဲခြင်း (観念奔逸)၊ ငွေအလွန်အကျွံသုံးခြင်း နှင့် မိမိကိုယ်ကို အထင်ကြီးလွန်းခြင်း (Grandiose delusions – 誇大妄想) များ ဖြစ်ပေါ်တတ်သည်။ ဤအချိန်တွင် မိမိကိုယ်ကို ရောဂါရှိသည်ဟု မထင်မှတ်တတ်ပါ (Lack of insight)။
うつ状態 (Depressive state):
စိတ်ဓာတ်ကျခြင်း၊ ဘာမှမလုပ်ချင်ခြင်း၊ မိမိကိုယ်ကိုအပြစ်တင်ခြင်း နှင့် သေချင်စိတ်ပေါက်ခြင်း (Suicidal ideation – 希死念慮) များ ဖြစ်ပေါ်တတ်သည်။
治療・ケア (Treatment & Care):
စိတ်အခြေအနေကို တည်ငြိမ်စေသော Lithium carbonate (炭酸リチウム) ကဲ့သို့သော ဆေးများကို သုံးသည်။ ဆေးအဆိပ်သင့်ခြင်း (Lithium toxicity – လက်တုန်ခြင်း၊ ပျို့အန်ခြင်း) ကို သတိပြုရမည်။ စိတ်ကျရာမှ ပြန်လည်ကောင်းမွန်စပြုချိန် (စွမ်းအင်အနည်းငယ် ပြန်ရလာချိန်) တွင် မိမိကိုယ်ကို သတ်သေနိုင်ခြေ ပိုများတတ်သဖြင့် အထူးဂရုစိုက်ရမည်။ စိတ်ကျနေသူကို အတင်းအကျပ် အားပေးစကားပြောခြင်း (Over-encouraging) ကို ရှောင်ကြဉ်ရမည်။
ယခင်က (Manic depression) ဟု ခေါ်ဆိုခဲ့သည်။ စိတ်အားထက်သန်လွန်းသော အခြေအနေ (Manic state – 躁状態) နှင့် စိတ်ဓာတ်ကျသော အခြေအနေ (Depressive state – うつ状態) တို့ကို တစ်လှည့်စီ ဖြစ်ပေါ်ခံစားရသော ရောဂါဖြစ်သည်။
躁状態 (Manic state):
အိပ်ချိန်နည်းသော်လည်း မပင်ပန်းခြင်း၊ စကားများခြင်း၊ အတွေးအကြံများ လျင်မြန်စွာပြောင်းလဲခြင်း (観念奔逸)၊ ငွေအလွန်အကျွံသုံးခြင်း နှင့် မိမိကိုယ်ကို အထင်ကြီးလွန်းခြင်း (Grandiose delusions – 誇大妄想) များ ဖြစ်ပေါ်တတ်သည်။ ဤအချိန်တွင် မိမိကိုယ်ကို ရောဂါရှိသည်ဟု မထင်မှတ်တတ်ပါ (Lack of insight)။
うつ状態 (Depressive state):
စိတ်ဓာတ်ကျခြင်း၊ ဘာမှမလုပ်ချင်ခြင်း၊ မိမိကိုယ်ကိုအပြစ်တင်ခြင်း နှင့် သေချင်စိတ်ပေါက်ခြင်း (Suicidal ideation – 希死念慮) များ ဖြစ်ပေါ်တတ်သည်။
治療・ケア (Treatment & Care):
စိတ်အခြေအနေကို တည်ငြိမ်စေသော Lithium carbonate (炭酸リチウム) ကဲ့သို့သော ဆေးများကို သုံးသည်။ ဆေးအဆိပ်သင့်ခြင်း (Lithium toxicity – လက်တုန်ခြင်း၊ ပျို့အန်ခြင်း) ကို သတိပြုရမည်။ စိတ်ကျရာမှ ပြန်လည်ကောင်းမွန်စပြုချိန် (စွမ်းအင်အနည်းငယ် ပြန်ရလာချိန်) တွင် မိမိကိုယ်ကို သတ်သေနိုင်ခြေ ပိုများတတ်သဖြင့် အထူးဂရုစိုက်ရမည်။ စိတ်ကျနေသူကို အတင်းအကျပ် အားပေးစကားပြောခြင်း (Over-encouraging) ကို ရှောင်ကြဉ်ရမည်။

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