🫁 不顕性誤嚥(むせのない誤嚥)
皆さん、こんにちは!今回は介護福祉士国家試験の「食事の介護」や「こころとからだのしくみ」で4年連続出題(第34〜37回)されている超重要キーワード、「不顕性誤嚥」について学習します。高齢者の肺炎を防ぐために、介護職が必ず知っておくべき知識です!
1. 誤嚥と不顕性誤嚥の違い
そもそも「誤嚥」とは、食べ物やだ液が、食道ではなく誤って気管に入ってしまうことです。これには大きく分けて2つのパターンがあります。
| 一般的な誤嚥 | 不顕性誤嚥 | |
|---|---|---|
| 症状(サイン) | 激しくむせる・咳込む | むせない(むせ・咳込みを伴わない) |
| 発見しやすさ | 見た目で気づきやすい | 見た目では非常に気づきにくい(隠れ誤嚥) |
| よく起きる場面 | 食事中・水分摂取中 | 食事中だけでなく、睡眠中の唾液などでも起きる |
| 主な原因 | 嚥下機能(飲み込む力)の低下 | 咳反射(異物を吐き出す反応)の低下 |
先生!「むせない」なら、誤嚥していることにどうやって気づけばいいんですか?放っておくとどうなるんでしょうか…?
それが一番怖いところです!放っておくと、肺に細菌が繁殖して「誤嚥性肺炎」を引き起こし、最悪の場合は命に関わります。
気づくためのサインとしては、「原因不明の微熱が続く」「呼吸する時にゴロゴロと音がする(湿性ラ音)」「痰が増える」などがあります。むせていなくても、これらのサインがあれば不顕性誤嚥を疑うことが介護職の重要な役割です!
気づくためのサインとしては、「原因不明の微熱が続く」「呼吸する時にゴロゴロと音がする(湿性ラ音)」「痰が増える」などがあります。むせていなくても、これらのサインがあれば不顕性誤嚥を疑うことが介護職の重要な役割です!
ここが試験に出る!
- 不顕性誤嚥 = 「むせ(咳込み)を伴わずに」気管に物が入ること。
- 高齢者の誤嚥性肺炎の大きな原因になる。
- 寝ている間の唾液の誤嚥を防ぐため、「口腔ケア」で口の中の細菌を減らしておくことが極めて重要な予防策!
過去問 〇×チェック
それでは、実際の国家試験の過去問をベースにした正誤問題に挑戦しましょう!
第34回 参考
問題1:不顕性誤嚥とは、むせや咳込みを伴わずに、飲食物や唾液などが気管に入ってしまうことである。
正解と解説を見る
【正解】 〇
その通りです。「不顕性(ふけんせい)」とは、「症状が表面に現れない」という意味です。むせないからといって誤嚥していないとは限らないのが怖いところです。
その通りです。「不顕性(ふけんせい)」とは、「症状が表面に現れない」という意味です。むせないからといって誤嚥していないとは限らないのが怖いところです。
第36回 参考
問題2:睡眠中における唾液の誤嚥は、不顕性誤嚥の原因となる。
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【正解】 〇
寝ている間に、口の中に溜まった唾液が少しずつ気管に流れ込んでしまうことがよくあります。高齢者は咳をして吐き出す反応(咳反射)が弱っているため、気づかないうちに不顕性誤嚥を起こしています。
寝ている間に、口の中に溜まった唾液が少しずつ気管に流れ込んでしまうことがよくあります。高齢者は咳をして吐き出す反応(咳反射)が弱っているため、気づかないうちに不顕性誤嚥を起こしています。
第35回 参考
問題3:不顕性誤嚥は、激しい咳込み(むせ)を伴うため、周囲の者がすぐに発見しやすいという特徴がある。
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【正解】 ×
「むせを伴わない」ため、発見しにくいのが不顕性誤嚥の特徴です。激しいむせを伴うのは一般的な「誤嚥」です。
「むせを伴わない」ため、発見しにくいのが不顕性誤嚥の特徴です。激しいむせを伴うのは一般的な「誤嚥」です。
第37回 参考
問題4:不顕性誤嚥による肺炎(誤嚥性肺炎)を予防するためには、就寝前などの定期的な口腔ケアが有効である。
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【正解】 〇
寝ている間の唾液の誤嚥を完全に防ぐことは困難です。しかし、口の中を清潔に保ち(口腔ケア)、唾液中の「細菌の数」を減らしておけば、仮に誤嚥しても肺炎になるリスクを大幅に下げることができます。
寝ている間の唾液の誤嚥を完全に防ぐことは困難です。しかし、口の中を清潔に保ち(口腔ケア)、唾液中の「細菌の数」を減らしておけば、仮に誤嚥しても肺炎になるリスクを大幅に下げることができます。
第35回 参考
問題5:高齢者は、気道に異物が入った時に吐き出そうとする反射(咳反射)が低下しているため、不顕性誤嚥を起こしやすい。
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【正解】 〇
若い頃は水が気管に入ると激しくむせますが、高齢になると神経や筋肉の働きが衰え、異物が入っても「むせる(咳をして吐き出す)」ことができなくなってしまいます。
若い頃は水が気管に入ると激しくむせますが、高齢になると神経や筋肉の働きが衰え、異物が入っても「むせる(咳をして吐き出す)」ことができなくなってしまいます。
第34回 参考
問題6:不顕性誤嚥が疑われるサインとして、原因不明の微熱が続くことや、呼吸時にゴロゴロとした音が聞こえることがある。
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【正解】 〇
むせがなくても、微熱、痰の増加、呼吸時の湿った音(ゴロゴロ音)、食事中の疲労感などがあれば、不顕性誤嚥を起こしている可能性があります。
むせがなくても、微熱、痰の増加、呼吸時の湿った音(ゴロゴロ音)、食事中の疲労感などがあれば、不顕性誤嚥を起こしている可能性があります。
第36回 参考
問題7:不顕性誤嚥は、食事の場面でのみ発生する現象である。
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【正解】 ×
食事中だけでなく、睡眠中の「唾液」や、胃から逆流してきた「胃液・消化物」などでも不顕性誤嚥は発生します。
食事中だけでなく、睡眠中の「唾液」や、胃から逆流してきた「胃液・消化物」などでも不顕性誤嚥は発生します。
第37回 参考
問題8:高齢者の誤嚥性肺炎の主な原因に、不顕性誤嚥は含まれない。
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【正解】 ×
含まれるどころか、高齢者の誤嚥性肺炎の「大きな原因」の一つが、この気づきにくい不顕性誤嚥(とくに睡眠中の唾液の誤嚥)です。
含まれるどころか、高齢者の誤嚥性肺炎の「大きな原因」の一つが、この気づきにくい不顕性誤嚥(とくに睡眠中の唾液の誤嚥)です。
オリジナル
問題9:食事中の誤嚥(不顕性誤嚥を含む)を予防するためには、あごを上に向けて(頸部を後屈させて)飲み込むように支援すると良い。
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【正解】 ×
あごを上げると気管の入り口が開きやすくなり、誤嚥の危険性が高まります。誤嚥予防の基本は「あごを引く(頸部前屈位)」姿勢をとることです。
あごを上げると気管の入り口が開きやすくなり、誤嚥の危険性が高まります。誤嚥予防の基本は「あごを引く(頸部前屈位)」姿勢をとることです。
オリジナル
問題10:利用者が食事中に全くむせていない場合でも、誤嚥していないと確実に言い切ることはできない。
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【正解】 〇
不顕性誤嚥があるため、「むせていない=安全・誤嚥していない」とは限りません。食事後の声のかすれ(湿性嗄声)や呼吸状態の変化がないかなど、注意深く観察することが大切です。
不顕性誤嚥があるため、「むせていない=安全・誤嚥していない」とは限りません。食事後の声のかすれ(湿性嗄声)や呼吸状態の変化がないかなど、注意深く観察することが大切です。
🇲🇲 မြန်မာဘာသာဖြင့် အကျဉ်းချုပ် (ミャンマー語まとめ)
不顕性誤嚥 (ふけんせいごえん) / Silent aspiration : တိတ်ဆိတ်စွာ အစာ/ရေ သီးခြင်း (ချောင်းမဆိုးဘဲ လေပြွန်ထဲဝင်သွားခြင်း)
သက်ကြီးရွယ်အိုများတွင် အဖြစ်များသည်။ အစာစားနေစဉ် သို့မဟုတ် အိပ်ပျော်နေစဉ်အတွင်း ချောင်းဆိုးခြင်း၊ သီးခြင်း (むせ) လုံးဝမရှိဘဲ အစာ သို့မဟုတ် တံတွေးသည် လေပြွန်ထဲသို့ ဝင်သွားခြင်းဖြစ်သည်။ အပြင်ပန်းကြည့်ရုံဖြင့် မသိနိုင်သောကြောင့် အလွန်အန္တရာယ်များပြီး၊ အဆုတ်ရောင်ရောဂါ (誤嚥性肺炎) ကို အဓိကဖြစ်စေသော အကြောင်းရင်းဖြစ်သည်။
ကာကွယ်ရန်အတွက် အိပ်ရာမဝင်မီ ပါးစပ်သန့်ရှင်းရေး (口腔ケア) ပြုလုပ်ပေးခြင်းဖြင့် ပါးစပ်တွင်းရှိ ဘက်တီးရီးယားများကို လျှော့ချထားရန် အလွန်အရေးကြီးသည်။ အဖျားငွေ့ငွေ့ရှိနေခြင်း သို့မဟုတ် အသက်ရှူရာတွင် အသံမြည်နေခြင်း (ゴロゴロ音) သည် ဤရောဂါ၏ လက္ခဏာများဖြစ်နိုင်သည်။
သက်ကြီးရွယ်အိုများတွင် အဖြစ်များသည်။ အစာစားနေစဉ် သို့မဟုတ် အိပ်ပျော်နေစဉ်အတွင်း ချောင်းဆိုးခြင်း၊ သီးခြင်း (むせ) လုံးဝမရှိဘဲ အစာ သို့မဟုတ် တံတွေးသည် လေပြွန်ထဲသို့ ဝင်သွားခြင်းဖြစ်သည်။ အပြင်ပန်းကြည့်ရုံဖြင့် မသိနိုင်သောကြောင့် အလွန်အန္တရာယ်များပြီး၊ အဆုတ်ရောင်ရောဂါ (誤嚥性肺炎) ကို အဓိကဖြစ်စေသော အကြောင်းရင်းဖြစ်သည်။
ကာကွယ်ရန်အတွက် အိပ်ရာမဝင်မီ ပါးစပ်သန့်ရှင်းရေး (口腔ケア) ပြုလုပ်ပေးခြင်းဖြင့် ပါးစပ်တွင်းရှိ ဘက်တီးရီးယားများကို လျှော့ချထားရန် အလွန်အရေးကြီးသည်။ အဖျားငွေ့ငွေ့ရှိနေခြင်း သို့မဟုတ် အသက်ရှူရာတွင် အသံမြည်နေခြင်း (ゴロゴロ音) သည် ဤရောဂါ၏ လက္ခဏာများဖြစ်နိုင်သည်။

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