🧠 失行・失認(試験のポイント)
みなさん、こんにちは!今日は「失行」と「失認」について勉強しましょう。どちらも認知症や高次脳機能障害(脳のダメージによる障害)の症状です。
・失行:手足の麻痺(まひ)はないのに、目的の動作ができないこと。
・失認:目や耳に異常はないのに、見ているものや聞いているものが「何か」わからないこと。
・失行:手足の麻痺(まひ)はないのに、目的の動作ができないこと。
・失認:目や耳に異常はないのに、見ているものや聞いているものが「何か」わからないこと。
失行と失認の違いと具体例
| 言葉 | 種類 | 具体例 |
|---|---|---|
| 失行 (できない) |
着衣失行 | 服の表裏や上下がわからず、うまく服が着られない。 |
| 観念失行 | 道具の使い方がわからない。(例:ハサミで髪をとかそうとする、歯ブラシで字を書こうとする) | |
| 観念運動失行 | 「バイバイして」と言われても、その動きができない。 | |
| 失認 (わからない) |
視覚失認 | 目の前にあるものが「コップ」だと認識(にんしき)できない。 |
| 相貌失認 | よく知っている家族の顔を見ても、誰だかわからない。 |
先生、これは体の麻痺(まひ)や、視力(しりょく)が悪くなったこととは違うのですか?
いい質問ですね!全く違います。
体は動くし、目もよく見えています。しかし、それをコントロールする「脳」がうまく働かないためにおこる状態です。だから、できないことを叱るのではなく、道具を手に持たせてあげたり、服の前後に印をつけたりする支援が必要なんですよ。
体は動くし、目もよく見えています。しかし、それをコントロールする「脳」がうまく働かないためにおこる状態です。だから、できないことを叱るのではなく、道具を手に持たせてあげたり、服の前後に印をつけたりする支援が必要なんですよ。
国家試験のポイント!
- 「~失行」「~失認」の名前と具体例を結びつける問題がよく出ます!
- 「麻痺があるから服が着られない」は×(バツ)です。「麻痺はないのに着られない」のが着衣失行です。
- ハサミなどの「道具の使い方がわからない」のは観念失行です。よく試験に出ます!
過去問 〇×チェック
第32回 参考
運動麻痺があるため服を着られない状態を、着衣失行という。
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【正解】 ×
着衣失行は、運動麻痺がないのに、服の表裏や上下がわからず、うまく服が着られない状態のことです。麻痺が原因ではありません。
着衣失行は、運動麻痺がないのに、服の表裏や上下がわからず、うまく服が着られない状態のことです。麻痺が原因ではありません。
第33回 参考
歯ブラシを渡されると、髪をとかそうとするのは観念失行である。
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【正解】 〇
観念失行とは、日常的な道具の使い方がわからなくなる症状です。ハサミで髪を切ろうとしたり、歯ブラシで髪をとかそうとしたりします。
観念失行とは、日常的な道具の使い方がわからなくなる症状です。ハサミで髪を切ろうとしたり、歯ブラシで髪をとかそうとしたりします。
第31回 参考
視力に異常はないが、目の前にあるコップが「コップ」だと認識できないのは視覚失認である。
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【正解】 〇
目は見えているのに、脳がその情報を正しく処理できず、それが「何か」わからない状態を視覚失認と呼びます。
目は見えているのに、脳がその情報を正しく処理できず、それが「何か」わからない状態を視覚失認と呼びます。
第34回 参考
家族の顔を見ても誰だかわからない状態を相貌失認という。
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【正解】 〇
相貌(そうぼう)とは「顔」のことです。よく知っている人の顔を見ても識別できない状態を相貌失認といいます。声を聞くと誰かわかることが多いです。
相貌(そうぼう)とは「顔」のことです。よく知っている人の顔を見ても識別できない状態を相貌失認といいます。声を聞くと誰かわかることが多いです。
第30回 参考
失行や失認は、認知症や高次脳機能障害の症状として現れる。
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【正解】 〇
アルツハイマー型認知症や、脳血管疾患などによる高次脳機能障害の代表的な症状(中核症状)として、失行・失認が現れます。
アルツハイマー型認知症や、脳血管疾患などによる高次脳機能障害の代表的な症状(中核症状)として、失行・失認が現れます。
第35回 参考
「バイバイして」と言われても、手が動くのにバイバイの動作ができないのは観念運動失行である。
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【正解】 〇
口頭で指示された動作(バイバイする、敬礼するなど)ができない状態を観念運動失行といいます。
口頭で指示された動作(バイバイする、敬礼するなど)ができない状態を観念運動失行といいます。
第29回 参考
箸の使い方がわからず、スプーンでご飯を食べるのは、失語症の症状である。
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【正解】 ×
失語症は「言葉」がうまく使えなくなる障害です。道具の使い方がわからなくなるのは観念失行です。
失語症は「言葉」がうまく使えなくなる障害です。道具の使い方がわからなくなるのは観念失行です。
第32回 参考
失認は、目や耳などの感覚器そのものの障害が原因である。
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【正解】 ×
失認は、感覚器(目や耳)に異常はないのに、脳のダメージによってそれを認識できない状態を指します。
失認は、感覚器(目や耳)に異常はないのに、脳のダメージによってそれを認識できない状態を指します。
第33回 参考
空間の片側にあるものを見落とす症状を、半側空間無視という。
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【正解】 〇
失認の一種として、視界の半分(とくに左側)に気づかない半側空間無視があります。ご飯の左半分だけを残してしまうなどの様子が見られます。
失認の一種として、視界の半分(とくに左側)に気づかない半側空間無視があります。ご飯の左半分だけを残してしまうなどの様子が見られます。
第34回 参考
着衣失行のある利用者には、服の前後や上下がわかりやすいように声かけや印をつける支援が有効である。
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【正解】 〇
ご本人の「できること」を活かすために、服の裏表がわかるように目印をつける、着る順番に服を並べておくなどの支援がとても大切です。
ご本人の「できること」を活かすために、服の裏表がわかるように目印をつける、着る順番に服を並べておくなどの支援がとても大切です。
ミャンマー語まとめ (မြန်မာဘာသာဖြင့် အနှစ်ချုပ်)
失行 (Apraxia):
ကိုယ်လက်မသန်စွမ်းမှု (လေဖြတ်ခြင်းစသည်) မရှိဘဲ ရည်ရွယ်ထားသော လှုပ်ရှားမှုများကို မလုပ်ဆောင်နိုင်ခြင်း။ ဥပမာ – အဝတ်အစားကို မှန်ကန်စွာ မဝတ်ဆင်နိုင်ခြင်း (着衣失行)၊ ကတ်ကြေးကဲ့သို့သော ပစ္စည်းများ၏ အသုံးပြုပုံကို မသိတော့ခြင်း (観念失行)။
失認 (Agnosia):
အမြင်အာရုံ၊ အကြားအာရုံ ချို့ယွင်းချက်မရှိဘဲ မြင်နေရသော၊ ကြားနေရသော အရာများက ဘာလဲဆိုတာကို မမှတ်မိခြင်း။ ဥပမာ – မိသားစုဝင်များ၏ မျက်နှာကိုကြည့်သော်လည်း ဘယ်သူမှန်း မသိတော့ခြင်း (相貌失認)၊ ခွက်ကို မြင်သော်လည်း ခွက်မှန်းမသိခြင်း (視覚失認)။
* ဤရောဂါလက္ခဏာများသည် မျက်စိ၊ နား သို့မဟုတ် ကြွက်သားများ၏ ပြဿနာမဟုတ်ဘဲ ဦးနှောက် (Brain) ၏ လုပ်ဆောင်မှု ချို့ယွင်းခြင်းကြောင့် ဖြစ်ပါသည်။
ကိုယ်လက်မသန်စွမ်းမှု (လေဖြတ်ခြင်းစသည်) မရှိဘဲ ရည်ရွယ်ထားသော လှုပ်ရှားမှုများကို မလုပ်ဆောင်နိုင်ခြင်း။ ဥပမာ – အဝတ်အစားကို မှန်ကန်စွာ မဝတ်ဆင်နိုင်ခြင်း (着衣失行)၊ ကတ်ကြေးကဲ့သို့သော ပစ္စည်းများ၏ အသုံးပြုပုံကို မသိတော့ခြင်း (観念失行)။
失認 (Agnosia):
အမြင်အာရုံ၊ အကြားအာရုံ ချို့ယွင်းချက်မရှိဘဲ မြင်နေရသော၊ ကြားနေရသော အရာများက ဘာလဲဆိုတာကို မမှတ်မိခြင်း။ ဥပမာ – မိသားစုဝင်များ၏ မျက်နှာကိုကြည့်သော်လည်း ဘယ်သူမှန်း မသိတော့ခြင်း (相貌失認)၊ ခွက်ကို မြင်သော်လည်း ခွက်မှန်းမသိခြင်း (視覚失認)။
* ဤရောဂါလက္ခဏာများသည် မျက်စိ၊ နား သို့မဟုတ် ကြွက်သားများ၏ ပြဿနာမဟုတ်ဘဲ ဦးနှောက် (Brain) ၏ လုပ်ဆောင်မှု ချို့ယွင်းခြင်းကြောင့် ဖြစ်ပါသည်။

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