🩺喀痰吸引(対象部位・吸引圧・吸引時間・注意点)
こんにちは!今回は介護福祉士にとって非常に重要な「喀痰吸引」について勉強しましょう。自力で痰を出せない利用者さんのために、機械で痰を吸い取る医療的ケアのことです。安全に行うための「ルール(数字)」をしっかり覚えるのがポイントです。
1. 介護福祉士ができる喀痰吸引の基本ルール
| 項目 | 基準・ルール |
|---|---|
| ① 対象部位 (どこを吸うか) |
・口腔内(口の中:咽頭の手前まで) ・鼻腔内(鼻の中:咽頭の手前まで) ・気管カニューレ内部(チューブの中だけ) |
| ② 吸引圧 (どれくらいの力か) |
13.3 ~ 20.0 kPa (キロパスカル) ※高齢者や成人の場合 |
| ③ 吸引時間 (どれくらい長くするか) |
10 ~ 15 秒 以内 ※チューブを入れてから抜くまでの合計時間 |
10〜15秒って、すごく短いですね!もっと時間をかけて、きれいに痰を吸い取っちゃダメなんですか?
ダメです!痰を吸引している間、利用者さんは息がしづらくなります。もし長く吸引しすぎると、体の中の酸素が足りなくなる「低酸素状態」になってしまい、とても危険なんですよ。
試験に出る!重要注意点
- 陰圧をかけずに挿入する:チューブを入れるときは、まだスイッチ(吸い込む力)をオンにしません。奥まで入れてから、吸いながら抜きます。(粘膜を傷つけないためです)
- SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)の確認:吸引の前・中・後で、顔色や酸素の数値をしっかり観察します。
- 無菌操作(気管カニューレの場合):気管は肺に直結しているので、バイキンが入らないように絶対に清潔に行います。(滅菌された手袋やチューブを使います)
過去問 〇×チェック(全10問)
第31回 参考
1. 介護福祉士が行う口腔内の喀痰吸引は、咽頭(のどの奥)を越えて深くまでチューブを挿入してよい。
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【正解】 ×
介護福祉士が喀痰吸引できる範囲は、「咽頭の手前まで」と決まっています。深く入れすぎると、嘔吐(吐くこと)を引き起こしたり、粘膜を傷つけたりする危険があります。
介護福祉士が喀痰吸引できる範囲は、「咽頭の手前まで」と決まっています。深く入れすぎると、嘔吐(吐くこと)を引き起こしたり、粘膜を傷つけたりする危険があります。
第33回 参考
2. 成人の喀痰吸引を行う際の吸引圧は、13.3 ~ 20.0 kPa に設定する。
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【正解】 〇
その通りです。13.3 ~ 20.0 kPa(100 ~ 150 mmHg)が適切な圧力です。これより強いと粘膜が出血しやすくなり、弱いと痰が吸えません。
その通りです。13.3 ~ 20.0 kPa(100 ~ 150 mmHg)が適切な圧力です。これより強いと粘膜が出血しやすくなり、弱いと痰が吸えません。
第35回 参考
3. 1回の吸引時間は、チューブを挿入してから抜くまでを 30秒以内 とする。
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【正解】 ×
30秒は長すぎます!正しくは「10 ~ 15 秒以内」です。長すぎると利用者が低酸素状態(息ができず苦しい状態)になってしまいます。
30秒は長すぎます!正しくは「10 ~ 15 秒以内」です。長すぎると利用者が低酸素状態(息ができず苦しい状態)になってしまいます。
第29回 参考
4. 吸引チューブを挿入するときは、陰圧をかけながら(吸引しながら)奥へ進める。
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【正解】 ×
陰圧(吸う力)をかけながら入れると、途中の粘膜にチューブが張り付いて傷がついてしまいます。挿入するときは陰圧をかけず(チューブを折り曲げるなどして)、奥まで入れてから吸引を始めます。
陰圧(吸う力)をかけながら入れると、途中の粘膜にチューブが張り付いて傷がついてしまいます。挿入するときは陰圧をかけず(チューブを折り曲げるなどして)、奥まで入れてから吸引を始めます。
第32回 参考
5. 鼻腔内からチューブを挿入する際は、鼻の穴から真上に向かって挿入する。
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【正解】 ×
真上ではなく、顔の水平方向(鼻の床に沿って)挿入します。真上に入れると痛みがあり、傷つきやすいです。
真上ではなく、顔の水平方向(鼻の床に沿って)挿入します。真上に入れると痛みがあり、傷つきやすいです。
第34回 参考
6. 気管カニューレ内部の吸引は、口腔内の吸引よりも感染の危険性が高いため、より厳密な無菌操作が必要である。
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【正解】 〇
その通りです。気管は肺にそのまま繋がっているため、バイキンが入ると肺炎になりやすいです。そのため、滅菌(バイキンがゼロの状態)された手袋やチューブを使う「無菌操作」を守ります。
その通りです。気管は肺にそのまま繋がっているため、バイキンが入ると肺炎になりやすいです。そのため、滅菌(バイキンがゼロの状態)された手袋やチューブを使う「無菌操作」を守ります。
第30回 参考
7. 喀痰吸引を行うときの姿勢は、仰臥位(あおむけ)か半坐位(ベッドの背を少し起こした姿勢)が適している。
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【正解】 〇
利用者の状態に合わせますが、基本は仰臥位や半坐位で行います。半坐位は呼吸がしやすく、咳も出しやすい姿勢です。
利用者の状態に合わせますが、基本は仰臥位や半坐位で行います。半坐位は呼吸がしやすく、咳も出しやすい姿勢です。
第33回 参考
8. 吸引中に利用者の顔色が悪くなっても、15秒以内であればそのまま吸引を続ける。
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【正解】 ×
すぐに吸引を中止します!顔色が悪くなる(チアノーゼなど)のは、酸素が足りていない危険なサインです。時間に関係なく、異常があればすぐにやめてチューブを抜きます。
すぐに吸引を中止します!顔色が悪くなる(チアノーゼなど)のは、酸素が足りていない危険なサインです。時間に関係なく、異常があればすぐにやめてチューブを抜きます。
第35回 参考
9. 喀痰吸引の前に、利用者に「これから痰を吸いますね」と声かけをする必要がある。
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【正解】 〇
当然のことですが、とても重要です。いきなりチューブを入れられると驚いてしまい、血圧が上がったり苦しくなったりします。必ず説明と同意を得てから行います。
当然のことですが、とても重要です。いきなりチューブを入れられると驚いてしまい、血圧が上がったり苦しくなったりします。必ず説明と同意を得てから行います。
第31回 参考
10. 吸引が終わった後は、痰の量や色、利用者の状態を記録し、医療職(看護師など)に報告する。
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【正解】 〇
その通りです。介護福祉士は医師の指示と看護師の連携のもとで喀痰吸引を行います。実施後は必ず記録し、異常があればすぐに報告します。
その通りです。介護福祉士は医師の指示と看護師の連携のもとで喀痰吸引を行います。実施後は必ず記録し、異常があればすぐに報告します。
🇲🇲 ミャンマー語のまとめ (အနှစ်ချုပ်)
喀痰吸引 (かくたんきゅういん): သလိပ်စုပ်ခြင်း (စက်ဖြင့် သလိပ်စုပ်ယူခြင်း)
対象部位 (たいしょうぶい): စုပ်ယူရမည့်နေရာများ
– ပါးစပ် (口腔内)
– နှာခေါင်း (鼻腔内)
– လေပြွန် (気管カニューレ)
吸引圧 (きゅういんあつ): စုပ်ယူအား 13.3 – 20.0 kPa (လူကြီးများအတွက်)
吸引時間 (きゅういんじかん): ကြာချိန် ၁၀ စက္ကန့် မှ ၁၅ စက္ကန့်အတွင်း
注意点 (ちゅういてん):
– ပြွန်ထည့်စဉ်တွင် စုပ်ယူအား မသုံးရပါ။ (陰圧をかけずに挿入)
– လူနာ၏ အသက်ရှူကျပ်ခြင်း၊ အောက်ဆီဂျင်ကျဆင်းခြင်းကို သတိပြုပါ။ (SpO2 စစ်ဆေးရန်)
– လေပြွန်အတွက် ရောဂါပိုးကင်းစင်သော နည်းလမ်းကို အသုံးပြုရမည်။ (無菌操作)
対象部位 (たいしょうぶい): စုပ်ယူရမည့်နေရာများ
– ပါးစပ် (口腔内)
– နှာခေါင်း (鼻腔内)
– လေပြွန် (気管カニューレ)
吸引圧 (きゅういんあつ): စုပ်ယူအား 13.3 – 20.0 kPa (လူကြီးများအတွက်)
吸引時間 (きゅういんじかん): ကြာချိန် ၁၀ စက္ကန့် မှ ၁၅ စက္ကန့်အတွင်း
注意点 (ちゅういてん):
– ပြွန်ထည့်စဉ်တွင် စုပ်ယူအား မသုံးရပါ။ (陰圧をかけずに挿入)
– လူနာ၏ အသက်ရှူကျပ်ခြင်း၊ အောက်ဆီဂျင်ကျဆင်းခြင်းကို သတိပြုပါ။ (SpO2 စစ်ဆေးရန်)
– လေပြွန်အတွက် ရောဂါပိုးကင်းစင်သော နည်းလမ်းကို အသုံးပြုရမည်။ (無菌操作)

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