🛏️ 廃用症候群・フレイル・サルコペニア
皆さん、こんにちは!今回は高齢者の身体機能の低下に関する「廃用症候群」「フレイル」「サルコペニア」の3つを整理して覚えましょう。これらも国家試験で超頻出のテーマです。それぞれの違いをしっかり理解することがポイントですよ!
3つのキーワードの違い
| 用語 | 原因 | 主な状態・特徴 |
|---|---|---|
| 廃用症候群 | 長期間の安静(使わないこと) | 筋力低下、関節拘縮、起立性低血圧、認知機能低下など、心身全体の機能低下。 |
| フレイル (虚弱) |
加齢などによる予備能の低下 | 「健康」と「要介護」の中間。適切な支援で回復(可逆性)が可能。 |
| サルコペニア | 加齢 | 筋肉量と筋力の低下。(フレイルの原因の一つにもなる) |
先生、フレイルは「回復できる」というのがポイントなんですね。廃用症候群を防ぐにはどうすればいいんですか?
いい質問です!廃用症候群は「使わないこと」で起こるので、予防には早期離床(ベッドから早く起き上がること)や、できることを自分でやってもらうことが大切です。また、サルコペニアの予防には、適度な運動に加えて、たんぱく質をしっかり摂ることも重要ですよ。
国家試験のポイント
- 廃用症候群(生活不活発病)の症状には、身体的なもの(筋委縮、骨粗鬆症、褥瘡、起立性低血圧、静脈血栓症など)と、精神的なもの(うつ状態、見当識障害など)がある。
- フレイルは、加齢により心身の活力が低下した状態。可逆性(もとへ戻る可能性がある)が最大の特徴。
- サルコペニアは、筋肉の「量」だけでなく「筋力(機能)」も低下する。
過去問 〇×チェック
第33回 参考
問1:廃用症候群は、長期間の安静や活動量の低下によって引き起こされる心身の機能低下のことである。
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【正解】 〇
解説:その通りです。「使わないこと(廃用)」によって、筋肉が細くなったり、認知機能が落ちたりする状態を指します。生活不活発病とも呼ばれます。
解説:その通りです。「使わないこと(廃用)」によって、筋肉が細くなったり、認知機能が落ちたりする状態を指します。生活不活発病とも呼ばれます。
第34回 参考
問2:サルコペニアとは、加齢に伴って筋肉量が減少し、さらに筋力や身体機能も低下する状態をいう。
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【正解】 〇
解説:正しいです。「サルコ(筋肉)」+「ペニア(減少)」という意味の言葉です。
解説:正しいです。「サルコ(筋肉)」+「ペニア(減少)」という意味の言葉です。
第35回 参考
問3:フレイルは、健康な状態と要介護状態の中間にある虚弱な状態であり、適切な介入を行っても健康な状態に戻ることはない。
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【正解】 ×
解説:フレイルの最大の特徴は「可逆性(かぎゃくせい=もとへ戻る可能性があること)」です。運動や栄養改善によって、健康な状態に回復することができます。
解説:フレイルの最大の特徴は「可逆性(かぎゃくせい=もとへ戻る可能性があること)」です。運動や栄養改善によって、健康な状態に回復することができます。
第36回 参考
問4:廃用症候群の症状の一つとして、関節が固まって動きにくくなる「関節拘縮」がある。
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【正解】 〇
解説:動かさないことで関節が固まる関節拘縮は、廃用症候群の代表的な症状です。
解説:動かさないことで関節が固まる関節拘縮は、廃用症候群の代表的な症状です。
第37回 参考
問5:廃用症候群を予防するためには、ベッド上でできるだけ絶対安静を保つことが重要である。
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【正解】 ×
解説:安静にすることが原因なので、逆です。体調の許す限り、早期離床(ベッドから離れること)を促すことが予防になります。
解説:安静にすることが原因なので、逆です。体調の許す限り、早期離床(ベッドから離れること)を促すことが予防になります。
第33回 参考
問6:廃用症候群の症状には、急に立ち上がった時に血圧が下がる「起立性低血圧」も含まれる。
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【正解】 〇
解説:長く寝ていると血圧を調整する機能が低下し、立ち上がった時にめまいやふらつきを起こす起立性低血圧が起きやすくなります。転倒に注意が必要です。
解説:長く寝ていると血圧を調整する機能が低下し、立ち上がった時にめまいやふらつきを起こす起立性低血圧が起きやすくなります。転倒に注意が必要です。
第34回 参考
問7:サルコペニアの予防には、適度な運動と共に、たんぱく質を十分に摂取することが効果的である。
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【正解】 〇
解説:筋肉の材料となる「たんぱく質」の摂取と、筋肉を使う「レジスタンス運動(筋トレなど)」を組み合わせることが予防に効果的です。
解説:筋肉の材料となる「たんぱく質」の摂取と、筋肉を使う「レジスタンス運動(筋トレなど)」を組み合わせることが予防に効果的です。
第35回 参考
問8:フレイルの評価基準には、体重減少、疲労感、歩行速度の低下、握力の低下、身体活動量の低下などが含まれる。
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【正解】 〇
解説:これら5つの項目のうち、3つ以上当てはまるとフレイル、1〜2つだとプレフレイル(フレイル予備群)と評価されます。
解説:これら5つの項目のうち、3つ以上当てはまるとフレイル、1〜2つだとプレフレイル(フレイル予備群)と評価されます。
第36回 参考
問9:廃用症候群は身体機能のみの低下を指し、精神的な落ち込みや認知機能の低下は起きない。
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【正解】 ×
解説:身体だけでなく、精神・認知機能も低下します。刺激が少なくなることで、うつ状態や見当識障害、認知症のような症状が現れることもあります。
解説:身体だけでなく、精神・認知機能も低下します。刺激が少なくなることで、うつ状態や見当識障害、認知症のような症状が現れることもあります。
第37回 参考
問10:サルコペニアは、筋肉量は減少するが、筋力そのものは低下しない。
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【正解】 ×
解説:筋肉の「量」が減るだけでなく、「筋力(身体機能)」も低下するのがサルコペニアの定義です。これにより転倒や骨折のリスクが高まります。
解説:筋肉の「量」が減るだけでなく、「筋力(身体機能)」も低下するのがサルコペニアの定義です。これにより転倒や骨折のリスクが高まります。
🇲🇲 ミャンマー語のまとめ (မြန်မာဘာသာဖြင့် အကျဉ်းချုပ်)
廃用症候群 (Disuse syndrome): အချိန်ကြာမြင့်စွာ အိပ်ရာထဲလဲနေခြင်း သို့မဟုတ် လှုပ်ရှားမှုမရှိခြင်းကြောင့် ခန္ဓာကိုယ်နှင့် စိတ်ပိုင်းဆိုင်ရာ စွမ်းဆောင်ရည်များ ကျဆင်းလာသောရောဂါ။ ကြွက်သားများသေးသိမ်ခြင်း၊ အဆစ်များတောင့်တင်းခြင်းတို့ ဖြစ်တတ်သည်။
フレイル (Frailty): အသက်အရွယ်ကြီးရင့်လာမှုကြောင့် ခန္ဓာကိုယ်အားနည်းလာသော အခြေအနေ။ ကျန်းမာခြင်းနှင့် ပြုစုစောင့်ရှောက်မှုလိုအပ်ခြင်း ကြားကာလဖြစ်သည်။ မှန်ကန်သော ပြုစုမှုဖြင့် ကျန်းမာရေးပြန်လည်ကောင်းမွန်လာနိုင်သည် (可逆性)။
サルコペニア (Sarcopenia): အသက်အရွယ်ကြောင့် ကြွက်သားထုထည်နှင့် ကြွက်သားစွမ်းအား ကျဆင်းလာသော အခြေအနေ။

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