🧽 清拭(末梢から中枢へ)
皆さん、こんにちは!今日は介護の基本である「清拭(体を拭くこと)」の重要なルールについて学びます。腕や足などを拭くときは、必ず「末梢から中枢へ」向かって拭くのが原則です。
💡 なぜ「末梢」から「中枢」へ拭くの?
理由は、「静脈血の還流を促す」ためです。
心臓に戻ろうとする血液(静脈血)の流れを、タオルで優しく押し上げて助けるイメージですね!
心臓に戻ろうとする血液(静脈血)の流れを、タオルで優しく押し上げて助けるイメージですね!
🖐️ 末梢
指先・足先など
(心臓から遠い)
(心臓から遠い)
➡
静脈血を戻す
静脈血を戻す
💪 途中
腕・太もも
➡
血流促進
血流促進
❤️ 中枢
心臓
(中心)
(中心)
先生、「末梢」と「中枢」という言葉が少し難しいです…。具体的に体のどの部分から拭けばいいですか?
良い質問ですね!簡単に言うと、末梢は「心臓から遠いところ」、中枢は「心臓に近いところ」です。
- 腕を拭くとき:手首 ➡ ヒジ ➡ 肩 の順番
- 足を拭くとき:足首 ➡ ヒザ ➡ 太もも(大腿) の順番
📝 試験対策ポイント
国家試験では、「拭く方向」と「その目的」がよく出題されます!✅ 方向: 末梢(手先・足先)から 中枢(心臓)へ。
✅ 目的: 静脈血の還流(血液が心臓に戻ること)を促すため。
✅ 過去問 〇×チェック(全10問)
実際の国家試験の知識をベースにした〇×問題です。考えてみましょう!
第24回 参考
問題 1
清拭では、静脈血の還流を促すため、中枢から末梢に向かって拭く。
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【正解】 ×
中枢(心臓)から末梢(指先)ではなく、正しくは「末梢から中枢」へ向かって拭きます。血液を心臓に押し戻すように拭くのが正解です。
中枢(心臓)から末梢(指先)ではなく、正しくは「末梢から中枢」へ向かって拭きます。血液を心臓に押し戻すように拭くのが正解です。
第28回 参考
問題 2
腕を清拭するときは、手首から肩の方向へ拭く。
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【正解】 〇
手首(末梢)から肩(中枢)に向かって拭くのは、原則通り正しい手順です。
手首(末梢)から肩(中枢)に向かって拭くのは、原則通り正しい手順です。
第30回 参考
問題 3
下肢(足)の清拭は、大腿(太もも)から足先に向かって拭く。
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【正解】 ×
大腿(中枢)から足先(末梢)ではなく、正しくは「足先から大腿」に向かって拭きます。
大腿(中枢)から足先(末梢)ではなく、正しくは「足先から大腿」に向かって拭きます。
第31回 参考
問題 4
腹部(おなか)の清拭は、腸の走行に沿って、時計回りに円を描くように拭く。
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【正解】 〇
腹部は大腸の走行(右下➡右上➡左上➡左下)に合わせて、時計回りに拭くことで排便を促す効果があります。
腹部は大腸の走行(右下➡右上➡左上➡左下)に合わせて、時計回りに拭くことで排便を促す効果があります。
第27回 参考
問題 5
顔の清拭は、目尻(外側)から目頭(内側)に向かって拭く。
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【正解】 ×
目の周りは、感染を防ぐために、きれいな「目頭(内側)から目尻(外側)」に向かって拭くのが正解です。
目の周りは、感染を防ぐために、きれいな「目頭(内側)から目尻(外側)」に向かって拭くのが正解です。
第29回 参考
問題 6
清拭に用いるお湯の温度は、皮膚に触れるときに60℃になるようにする。
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【正解】 ×
60℃は熱すぎて火傷の危険があります。皮膚に触れるタオルは約40℃前後(お風呂のお湯くらい)が適切です。タオルの準備をするお湯の温度は50〜55℃程度にします。
60℃は熱すぎて火傷の危険があります。皮膚に触れるタオルは約40℃前後(お風呂のお湯くらい)が適切です。タオルの準備をするお湯の温度は50〜55℃程度にします。
第33回 参考
問題 7
入浴ができない利用者にとって、清拭は皮膚の清潔を保つだけでなく、血行を良くする効果がある。
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【正解】 〇
温かいタオルで全身を拭くことで、血液の循環が良くなり、新陳代謝の促進やリラックス効果も得られます。
温かいタオルで全身を拭くことで、血液の循環が良くなり、新陳代謝の促進やリラックス効果も得られます。
第32回 参考
問題 8
陰部の清拭は、細菌を広げないように、肛門から尿道口に向かって拭く。
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【正解】 ×
肛門には大腸菌などの細菌がいるため、逆方向です。正しくは、きれいな方である「尿道口(前)から肛門(後ろ)」に向かって拭き、尿路感染症を防ぎます。
肛門には大腸菌などの細菌がいるため、逆方向です。正しくは、きれいな方である「尿道口(前)から肛門(後ろ)」に向かって拭き、尿路感染症を防ぎます。
第25回 参考
問題 9
全身の清拭をするときは、利用者が寒く感じないよう、室温を22〜24℃程度に調整する。
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【正解】 〇
肌を露出するため、室温は少し高めの22〜24℃(夏場は24〜26℃程度)に設定し、隙間風が入らないように環境を整えます。
肌を露出するため、室温は少し高めの22〜24℃(夏場は24〜26℃程度)に設定し、隙間風が入らないように環境を整えます。
第26回 参考
問題 10
背部(背中)の清拭は、下から上(お尻から首の方向)に向かって拭く。
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【正解】 〇
背中も「末梢から中枢」の原則に従い、下(お尻・腰)から上(肩・首・心臓)へ向かって拭くことで血行を促進させます。
背中も「末梢から中枢」の原則に従い、下(お尻・腰)から上(肩・首・心臓)へ向かって拭くことで血行を促進させます。
🇲🇲 ミャンマー語で確認(မြန်မာဘာသာဖြင့် လေ့လာရန်)
清拭 (Bed bath): ရေပတ်တိုက်ခြင်း
末梢から中枢へ (From periphery to center): အစွန်အဖျားမှ ဗဟို (နှလုံး) သို့
目的 (Purpose): သွေးပြန်ကြောမှ သွေးများ နှလုံးသို့ ပြန်လည်စီးဆင်းမှုကို ကောင်းမွန်စေရန် (သွေးလည်ပတ်မှုကောင်းစေရန်)
မှတ်သားရန်: လက်နှင့် ခြေထောက်များကို ရေပတ်တိုက်သည့်အခါ၊ နှလုံးနှင့် ဝေးသောနေရာ (လက်ကောက်ဝတ်၊ ခြေကျင်းဝတ်) မှ နှလုံးနှင့် နီးသောနေရာ (ပခုံး၊ ပေါင်) သို့ ဦးတည်၍ ပွတ်တိုက်ပေးရပါမည်။ ၎င်းသည် သွေးလည်ပတ်မှုကို ကောင်းစေပြီး ဖောရောင်ခြင်းကို ကာကွယ်ပေးပါသည်။
末梢から中枢へ (From periphery to center): အစွန်အဖျားမှ ဗဟို (နှလုံး) သို့
目的 (Purpose): သွေးပြန်ကြောမှ သွေးများ နှလုံးသို့ ပြန်လည်စီးဆင်းမှုကို ကောင်းမွန်စေရန် (သွေးလည်ပတ်မှုကောင်းစေရန်)
မှတ်သားရန်: လက်နှင့် ခြေထောက်များကို ရေပတ်တိုက်သည့်အခါ၊ နှလုံးနှင့် ဝေးသောနေရာ (လက်ကောက်ဝတ်၊ ခြေကျင်းဝတ်) မှ နှလုံးနှင့် နီးသောနေရာ (ပခုံး၊ ပေါင်) သို့ ဦးတည်၍ ပွတ်တိုက်ပေးရပါမည်။ ၎င်းသည် သွေးလည်ပတ်မှုကို ကောင်းစေပြီး ဖောရောင်ခြင်းကို ကာကွယ်ပေးပါသည်။

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