🧠 見当識障害(覚えないといけないポイント)
みなさん、こんにちは!
今日は認知症の症状の中でも、試験によく出る「見当識障害」について勉強しましょう。
見当識とは、「今がいつか(時間)」「ここはどこか(場所)」「目の前の人はだれか(人)」を正しく理解する力のことです。これがわからなくなるのが、見当識障害です。
今日は認知症の症状の中でも、試験によく出る「見当識障害」について勉強しましょう。
見当識とは、「今がいつか(時間)」「ここはどこか(場所)」「目の前の人はだれか(人)」を正しく理解する力のことです。これがわからなくなるのが、見当識障害です。
💡 見当識が失われる順番(ここがテストに出ます!)
見当識障害は、バラバラにわからなくなるのではなく、一般的に進行する順番が決まっています。
① 時間
「いつ」
今日の日付や季節がわからない。真夜中に「仕事に行く」と起き出す。
「いつ」
今日の日付や季節がわからない。真夜中に「仕事に行く」と起き出す。
⬇️ 次にわからなくなる
② 場所
「どこ」
家の中でトイレの場所がわからない。近所で迷子になる。
「どこ」
家の中でトイレの場所がわからない。近所で迷子になる。
⬇️ 最後にわからなくなる
③ 人
「だれ」
長年連れ添った夫や妻、子どもの顔を見ても、だれかわからない。
「だれ」
長年連れ添った夫や妻、子どもの顔を見ても、だれかわからない。
なるほど!「時間」→「場所」→「人」の順番なんですね。
もし、利用者さんが「今は昭和だ」と言ったら、どうやって対応すればいいですか?間違いを正したほうがいいですか?
もし、利用者さんが「今は昭和だ」と言ったら、どうやって対応すればいいですか?間違いを正したほうがいいですか?
いい質問ですね!介護の現場では、絶対に否定してはいけません。
「違いますよ、今は令和ですよ!」と怒るように言うと、利用者さんは不安になり、混乱してしまいます。
まずは利用者さんの世界を受け入れ(受容・共感)、安心させることが一番です。その上で、カレンダーや時計などを一緒に見ながら、自然に現実の時間や場所を伝える(リアリティ・オリエンテーション)ことが大切です。
「違いますよ、今は令和ですよ!」と怒るように言うと、利用者さんは不安になり、混乱してしまいます。
まずは利用者さんの世界を受け入れ(受容・共感)、安心させることが一番です。その上で、カレンダーや時計などを一緒に見ながら、自然に現実の時間や場所を伝える(リアリティ・オリエンテーション)ことが大切です。
国家試験のポイント
- 見当識障害は、認知症の「中核症状(脳の細胞が壊れることで直接起こる症状)」である。
- 障害される順番は「時間 → 場所 → 人」が基本。
- 真夏に冬服を着る、夜中に仕事に行こうとするのは「時間」の見当識障害。
- 対応の基本は「否定しない」「受容する」「生活環境(カレンダー、時計、季節の花など)を整える」。
📝 過去問 〇×チェック(全10問)
国家試験の過去問をベースにした〇×問題です。実力をチェックしましょう!
第33回 参考
Q1. 見当識障害は、アルツハイマー型認知症の中核症状の一つである。
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【正解】 〇
認知症の中核症状には、「記憶障害」「見当識障害」「理解・判断力の低下」「実行機能障害(段取りができない)」などがあります。見当識障害は代表的な中核症状です。
認知症の中核症状には、「記憶障害」「見当識障害」「理解・判断力の低下」「実行機能障害(段取りができない)」などがあります。見当識障害は代表的な中核症状です。
第30回 参考
Q2. 見当識障害は、一般に「人」→「場所」→「時間」の順番で進行する。
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【正解】 ×
進行の順番が逆です。正しくは「時間」→「場所」→「人」の順番でわからなくなります。家族の顔(人)がわからなくなるのは、かなり進行してからです。
進行の順番が逆です。正しくは「時間」→「場所」→「人」の順番でわからなくなります。家族の顔(人)がわからなくなるのは、かなり進行してからです。
第28回 参考
Q3. 真夏にセーターを着るなど、季節に合わない服装をするのは、「時間」の見当識障害が原因として考えられる。
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【正解】 〇
今が「夏」であるという季節感(時間)がわからなくなるため、暑いのに厚着をしてしまうことがあります。これも時間の見当識障害の一つです。
今が「夏」であるという季節感(時間)がわからなくなるため、暑いのに厚着をしてしまうことがあります。これも時間の見当識障害の一つです。
第32回 参考
Q4. 自分の家の中でトイレの場所がわからず、別の部屋で排泄してしまうのは、「場所」の見当識障害の可能性がある。
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【正解】 〇
慣れ親しんだ自宅であっても、そこがどこかわからなくなるのが「場所」の見当識障害です。そのため、トイレの場所がわからなくなってしまいます。
慣れ親しんだ自宅であっても、そこがどこかわからなくなるのが「場所」の見当識障害です。そのため、トイレの場所がわからなくなってしまいます。
第29回 参考
Q5. 利用者が「今から会社に行く」と言った場合、「あなたはもう退職しましたよ」と事実を強く伝えて納得させることが適切である。
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【正解】 ×
事実を強く伝えて否定すると、利用者の自尊心を傷つけ、怒りや混乱を招きます(BPSDの悪化)。まずは本人の気持ちを受け入れることが重要です。
事実を強く伝えて否定すると、利用者の自尊心を傷つけ、怒りや混乱を招きます(BPSDの悪化)。まずは本人の気持ちを受け入れることが重要です。
第31回 参考
Q6. 「見当識障害」を補うための環境作りとして、目に付く場所に日めくりカレンダーや大きな時計を置くことは有効である。
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【正解】 〇
カレンダーや時計を使って、現実の時間や日付を自然に認識してもらうことを「リアリティ・オリエンテーション(現実見当識訓練)」と呼び、とても有効な支援です。
カレンダーや時計を使って、現実の時間や日付を自然に認識してもらうことを「リアリティ・オリエンテーション(現実見当識訓練)」と呼び、とても有効な支援です。
第34回 参考
Q7. 食事をしたこと自体を忘れて「まだ食べていない」と言うのは、見当識障害である。
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【正解】 ×
食事をしたという「体験自体」がすっぽり抜けてしまうのは、見当識障害ではなく「記憶障害」の症状です。試験でよく出るひっかけ問題なので注意しましょう。
食事をしたという「体験自体」がすっぽり抜けてしまうのは、見当識障害ではなく「記憶障害」の症状です。試験でよく出るひっかけ問題なので注意しましょう。
第27回 参考
Q8. 娘の顔を見て「どちらさまですか?」と尋ねる状態は、時間の見当識障害である。
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【正解】 ×
娘など身近な人がだれかわからなくなるのは「人」の見当識障害です。時間の見当識障害ではありません。
娘など身近な人がだれかわからなくなるのは「人」の見当識障害です。時間の見当識障害ではありません。
オリジナル
Q9. 朝ごはんなのに「こんばんは」と挨拶をしてくる利用者には、時間の見当識障害が疑われる。
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【正解】 〇
朝、昼、夜といった一日の流れがわからなくなるのも、時間の見当識障害の特徴です。「おはようございます、朝ごはんですよ」と優しく伝えてあげましょう。
朝、昼、夜といった一日の流れがわからなくなるのも、時間の見当識障害の特徴です。「おはようございます、朝ごはんですよ」と優しく伝えてあげましょう。
オリジナル
Q10. 見当識障害は、加齢による自然な物忘れ(健忘)とは異なり、認知症という病気による症状である。
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【正解】 〇
普通の物忘れは「今日は何日だっけ?」と忘れてもヒントがあれば思い出せます。しかし認知症の見当識障害は脳の障害(病気)のため、ヒントがあっても自分がどこにいるかわからなくなってしまいます。
普通の物忘れは「今日は何日だっけ?」と忘れてもヒントがあれば思い出せます。しかし認知症の見当識障害は脳の障害(病気)のため、ヒントがあっても自分がどこにいるかわからなくなってしまいます。
🇲🇲 ミャンマー語で確認(မြန်မာဘာသာဖြင့် အနှစ်ချုပ်)
見当識障害:
အချိန်၊ နေရာ၊ ပုဂ္ဂိုလ် (လူ) ကို မှတ်မိနိုင်စွမ်း ကျဆင်းခြင်း (Orientation impairment)
試験のポイント (စာမေးပွဲအတွက် အရေးကြီးသောအချက်များ):
- သတိမေ့ရောဂါ (Dementia) ၏ အဓိက လက္ခဏာ (Core symptom) ဖြစ်ပါတယ်။
- အချိန် (Time) → နေရာ (Place) → လူ (Person) အစဉ်လိုက် မမှတ်မိတော့ပါ။
(ပထမဦးဆုံး အချိန်၊ နောက်တော့ နေရာ၊ နောက်ဆုံးတွင် မိသားစုဝင်များ၏ မျက်နှာကိုပါ မမှတ်မိတော့ပါ။) - 対応 (ပြုစုစောင့်ရှောက်နည်း):
လူနာပြောသည်ကို မငြင်းဆန်ပါနဲ့ (Do not deny)။ ပြက္ခဒိန် (Calendar)၊ နာရီ (Clock) တို့ကို အသုံးပြုပြီး လက်ရှိအချိန်နှင့် နေရာကို သဘာဝကျကျ သိရှိစေရန် ကူညီပေးပါ။

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