🩺 バイタルサインとSpO2(酸素飽和度)
みなさん、こんにちは!今日は介護の現場でとても大切な「バイタルサイン(生命兆候)」と「SpO2」について学びましょう。利用者さんの体調を把握するための、いちばんの基本となる知識ですよ。
バイタルサインの5つの基本とSpO2
| 項目 | 意味・特徴 | 正常値の目安(成人・高齢者) |
|---|---|---|
| 体温 (BT) | 体の熱。高齢者は若者より低いことが多い。 | 36.0℃ 〜 37.0℃程度(個人差あり) |
| 脈拍 (PR) | 心臓が血液を送り出すリズム。通常は手首(橈骨動脈)で測る。 | 60 〜 80回 / 分 |
| 血圧 (BP) | 血液が血管を押す力。姿勢や時間帯で変動しやすい。 | 収縮期(上) 130未満 / 拡張期(下) 80未満など |
| 呼吸 (RR) | 息を吸って吐く回数。気づかれないように測るのがコツ。 | 12 〜 20回 / 分 |
| 意識 | 目覚めているか、反応があるか。JCSやGCSで評価する。 | 清明(はっきりしている) |
| SpO2 (酸素飽和度) |
血液(ヘモグロビン)に酸素がどれくらい結びついているか。 | 96% 以上(90%未満は危険な状態) |
先生、SpO2を測るパルスオキシメーターという機械を使ったことがあります!でも、うまく測れないときがあるんですが、なぜですか?
いい質問ですね!SpO2は指先に光をあてて測定します。そのため、マニキュアを塗っていたり、指先が冷たかったりすると、正しく測れないことがあるんです。また、値が低いと唇や爪が青紫色になる「チアノーゼ」という症状が出ることがあるので、観察がとても大事ですよ。
国家試験のポイント
- バイタルサインは、原則として安静時(リラックスした状態)に測定する。
- 高齢者は若年者と比べて、平熱が低い傾向がある。
- SpO2の正常値は96%以上である。
- 呼吸数は、測定していることを利用者に伝えずに(脈拍を測るふりをしながら等)測定する。
過去問 〇×チェック
第33回 参考
問1:バイタルサイン(生命兆候)には、体温、脈拍、血圧、呼吸、意識レベルが含まれる。
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【正解】 〇
解説:バイタルサインは、人間が生きていることを示す基本的な指標です。体温、脈拍、血圧、呼吸の4つに、意識レベル(またはSpO2などの他の項目)を加えて5つとするのが一般的です。
解説:バイタルサインは、人間が生きていることを示す基本的な指標です。体温、脈拍、血圧、呼吸の4つに、意識レベル(またはSpO2などの他の項目)を加えて5つとするのが一般的です。
第34回 参考
問2:高齢者の平熱(ふだんの体温)は、若年者と比べて高い傾向がある。
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【正解】 ×
解説:高齢者は筋肉量が減り、熱を作り出す力が弱くなるため、平熱は若年者よりも「低い」のが特徴です。微熱であっても、感染症などの重篤な病気が隠れていることがあるため注意が必要です。
解説:高齢者は筋肉量が減り、熱を作り出す力が弱くなるため、平熱は若年者よりも「低い」のが特徴です。微熱であっても、感染症などの重篤な病気が隠れていることがあるため注意が必要です。
第35回 参考
問3:呼吸数を測定するときは、「これから呼吸を測りますね」と伝えてから測定するのがよい。
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【正解】 ×
解説:人間は「呼吸を測られる」と意識すると、無意識に呼吸のリズムが乱れてしまいます。そのため、脈拍を測るふりをしながら、胸やお腹の動きを見て、気づかれないように測定するのが正解です。
解説:人間は「呼吸を測られる」と意識すると、無意識に呼吸のリズムが乱れてしまいます。そのため、脈拍を測るふりをしながら、胸やお腹の動きを見て、気づかれないように測定するのが正解です。
第36回 参考
問4:バイタルサインの測定は、入浴の直後や運動の直後に行うのが最も正確である。
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【正解】 ×
解説:入浴や運動、食事の直後は、体温や脈拍、血圧が一時的に上昇します。正確なふだんの状態を知るためには、安静時(リラックスして落ち着いた状態)に測定しなければなりません。
解説:入浴や運動、食事の直後は、体温や脈拍、血圧が一時的に上昇します。正確なふだんの状態を知るためには、安静時(リラックスして落ち着いた状態)に測定しなければなりません。
第37回 参考
問5:SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)の正常値の目安は、96%以上である。
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【正解】 〇
解説:SpO2の正常値は 96%〜99% です。90%を下回ると「呼吸不全」とみなされ、酸素が足りない非常に危険な状態になります。試験でよく出る数字なので覚えましょう。
解説:SpO2の正常値は 96%〜99% です。90%を下回ると「呼吸不全」とみなされ、酸素が足りない非常に危険な状態になります。試験でよく出る数字なので覚えましょう。
第34回 参考
問6:脈拍は、一般手的に手首の親指側にある橈骨動脈(とうこつどうみゃく)に指をあてて測定する。
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【正解】 〇
解説:脈拍の測定は、手首の橈骨動脈で行うのが基本です。その他にも、首の頸動脈や、足の付け根の大腿動脈などでも脈にふれることができますが、最も手軽なのは橈骨動脈です。
解説:脈拍の測定は、手首の橈骨動脈で行うのが基本です。その他にも、首の頸動脈や、足の付け根の大腿動脈などでも脈にふれることができますが、最も手軽なのは橈骨動脈です。
第35回 参考
問7:血圧は、座っている時(座位)と寝ている時(臥位)で値が変化することはない。
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【正解】 ×
解説:血圧は姿勢によって変化します。立ち上がった瞬間に血圧が急激に下がる「起立性低血圧」は、高齢者が転倒する原因になりやすいため、介護職は注意が必要です。
解説:血圧は姿勢によって変化します。立ち上がった瞬間に血圧が急激に下がる「起立性低血圧」は、高齢者が転倒する原因になりやすいため、介護職は注意が必要です。
第36回 参考
問8:SpO2を正確に測定するためには、指先の血流を良くし、マニキュアは落としておく必要がある。
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【正解】 〇
解説:パルスオキシメーターは爪を透して光をあてて酸素の量を測ります。マニキュア(特に濃い色)が塗ってあると光が遮られ、指先が冷たい(末梢血流障害)と正しく測れません。
解説:パルスオキシメーターは爪を透して光をあてて酸素の量を測ります。マニキュア(特に濃い色)が塗ってあると光が遮られ、指先が冷たい(末梢血流障害)と正しく測れません。
第33回 参考
問9:SpO2は、血液中の白血球に結びついている酸素の割合を示している。
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【正解】 ×
解説:白血球ではなく、「赤血球の中にあるヘモグロビン」に結びついている酸素の割合です。白血球は体に入ってきた菌と戦う細胞です。役割の違いを覚えましょう。
解説:白血球ではなく、「赤血球の中にあるヘモグロビン」に結びついている酸素の割合です。白血球は体に入ってきた菌と戦う細胞です。役割の違いを覚えましょう。
第37回 参考
問10:意識レベルを評価するための基準として、JCS(ジャパン・コーマ・スケール)やGCS(グラスゴー・コーマ・スケール)がある。
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【正解】 〇
解説:意識レベルの評価には、日本でよく使われる JCS(3・3・9度方式)や、国際的に使われる GCS があります。これらは覚醒(目が覚めているか)や反応をみる大切な指標です。
解説:意識レベルの評価には、日本でよく使われる JCS(3・3・9度方式)や、国際的に使われる GCS があります。これらは覚醒(目が覚めているか)や反応をみる大切な指標です。
🇲🇲 ミャンマー語のまとめ (မြန်မာဘာသာဖြင့် အကျဉ်းချုပ်)
バイタルサイン (Vital signs): အသက်ရှင်သန်မှု လက္ခဏာများ (ကိုယ်အပူချိန်၊ သွေးခုန်နှုန်း၊ သွေးပေါင်ချိန်၊ အသက်ရှူနှုန်း၊ သတိလည်မှု အခြေအနေ)
体温 (BT): ကိုယ်အပူချိန်။ သက်ကြီးရွယ်အိုများတွင် ပုံမှန်အားဖြင့် ကိုယ်အပူချိန် အနည်းငယ် နိမ့်တတ်သည်။
SpO2 (酸素飽和度): သွေးတွင်း အောက်ဆီဂျင် ပါဝင်မှု ရာခိုင်နှုန်း။ 96% နှင့် အထက် သည် ပုံမှန်ဖြစ်ပြီး 90% အောက်ကျပါက အသက်အန္တရာယ် ရှိနိုင်သည်။
安静時 (Resting state): တိုင်းတာမှုများကို နားနေစဉ် သို့မဟုတ် စိတ်တည်ငြိမ်နေချိန်တွင် ပြုလုပ်ရပါမည်။

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