🍬 糖尿病:低血糖の対応
こんにちは!今回は、介護の現場でとても重要な「低血糖の対応」について学びましょう。
糖尿病の治療中の利用者さんは、お薬の効きすぎや、食事の量が少なかったことなどが原因で、血液中の糖分が足りなくなる「低血糖」になることがあります。命に関わることもあるので、素早い対応が必要です!
糖尿病の治療中の利用者さんは、お薬の効きすぎや、食事の量が少なかったことなどが原因で、血液中の糖分が足りなくなる「低血糖」になることがあります。命に関わることもあるので、素早い対応が必要です!
📝 低血糖のサインと正しい対応
低血糖の症状と、すぐにすべき行動を確認しましょう。
😨 低血糖のサイン(症状)
冷や汗をかく
動悸(ドキドキする)
手が震える
ひどくなると…意識障害(倒れる)
動悸(ドキドキする)
手が震える
ひどくなると…意識障害(倒れる)
🚑 すぐにするべき対応
ブドウ糖(10g)か砂糖(20g)を飲ませる!
※ジュースなど糖分を含む飲料でもOK。
意識がない場合はすぐに救急車!
※ジュースなど糖分を含む飲料でもOK。
意識がない場合はすぐに救急車!
先生!利用者さんが倒れて意識がない時は、急いで口の中にジュースを流し込んだ方がいいですか?あと、ダイエットコーラでもいいですか?
絶対にダメです!🙅♀️
意識がない人に無理やり飲ませると、気管に入って「誤嚥(窒息や肺炎の原因)」になります。すぐに看護師や救急車を呼んでください。
また、ダイエットコーラなどの「人工甘味料」は血糖値を上げないため、低血糖の治療には使えません。
意識がない人に無理やり飲ませると、気管に入って「誤嚥(窒息や肺炎の原因)」になります。すぐに看護師や救急車を呼んでください。
また、ダイエットコーラなどの「人工甘味料」は血糖値を上げないため、低血糖の治療には使えません。
試験対策のポイント!
国家試験では以下の「引っかけ」がよく出題されます。✅ 「α-グルコシダーゼ阻害薬」を飲んでいる人は、砂糖ではなく「ブドウ糖」を摂取させる。(砂糖だと吸収が遅いため)
✅ チョコレートは脂質が多く、吸収が遅いため緊急時には不向き。
✅ 意識障害がある場合は、無理に飲み物を与えず医療職へ報告・救急要請。
💯 過去問 〇×チェック!
実際の国家試験の知識で、10問の〇×問題に挑戦しましょう!クリックで正解がわかります。
基本知識
低血糖の症状として、冷や汗、動悸、手指の震えがみられる。
正解と解説を見る
【正解】 〇
血糖値が下がりすぎると、自律神経(交感神経)が刺激され、冷や汗や動悸、手の震えなどの警告サインが出ます。
血糖値が下がりすぎると、自律神経(交感神経)が刺激され、冷や汗や動悸、手の震えなどの警告サインが出ます。
第33回 参考
低血糖発作を起こした時は、人工甘味料を含んだ飲料を飲ませるとよい。
正解と解説を見る
【正解】 ×
人工甘味料(ゼロカロリー飲料など)は、甘くても血糖値を上げる効果がありません。必ずブドウ糖や砂糖を摂取させる必要があります。
人工甘味料(ゼロカロリー飲料など)は、甘くても血糖値を上げる効果がありません。必ずブドウ糖や砂糖を摂取させる必要があります。
第34回 参考
α-グルコシダーゼ阻害薬を内服している利用者が低血糖を起こした時は、ブドウ糖ではなく砂糖を摂取させる。
正解と解説を見る
【正解】 ×
逆です。α-グルコシダーゼ阻害薬は「糖の吸収を遅らせるお薬」です。そのため、分解の必要がない「ブドウ糖」を直接摂取させないと、すぐに血糖値が上がりません。
逆です。α-グルコシダーゼ阻害薬は「糖の吸収を遅らせるお薬」です。そのため、分解の必要がない「ブドウ糖」を直接摂取させないと、すぐに血糖値が上がりません。
第30回 参考
低血糖で意識障害がある利用者に、無理に砂糖水を飲ませた。
正解と解説を見る
【正解】 ×
意識がない状態で口からものを入れると、気管に入って誤嚥(ごえん)する危険があります。すぐに救急車を呼びましょう。
意識がない状態で口からものを入れると、気管に入って誤嚥(ごえん)する危険があります。すぐに救急車を呼びましょう。
第31回 参考
低血糖が進行すると、けいれんや昏睡状態になることがある。
正解と解説を見る
【正解】 〇
脳のエネルギー源である「糖」が不足するため、重症化するとけいれんを起こしたり、意識を失って昏睡(こんすい)状態になるなど、命の危険があります。
脳のエネルギー源である「糖」が不足するため、重症化するとけいれんを起こしたり、意識を失って昏睡(こんすい)状態になるなど、命の危険があります。
よく出る知識
低血糖は、お薬を飲んだ後に食事を抜いたり、激しい運動をした後に起こりやすい。
正解と解説を見る
【正解】 〇
血糖値を下げる薬が効いているのに食事をしないと、血中の糖分が足りなくなります。また、激しい運動で糖を大量に消費した時も低血糖になりやすいです。
血糖値を下げる薬が効いているのに食事をしないと、血中の糖分が足りなくなります。また、激しい運動で糖を大量に消費した時も低血糖になりやすいです。
第32回 参考
緊急時の低血糖の対応として、チョコレートは吸収が遅いため、ブドウ糖やジュースの方が適している。
正解と解説を見る
【正解】 〇
チョコレートは脂質(あぶら)を多く含んでいるため、胃での消化・吸収に時間がかかり、すぐに血糖値が上がりません。
チョコレートは脂質(あぶら)を多く含んでいるため、胃での消化・吸収に時間がかかり、すぐに血糖値が上がりません。
現場事例
糖尿病の利用者が「手が震えて気分が悪い」と訴え、冷や汗をかいていたため、すぐにブドウ糖を飲ませて安静にした。
正解と解説を見る
【正解】 〇
典型的な低血糖の症状です。意識があるうちに、すぐにブドウ糖や砂糖を摂取させるのが正解です。
典型的な低血糖の症状です。意識があるうちに、すぐにブドウ糖や砂糖を摂取させるのが正解です。
基本知識
意識がなく倒れている糖尿病の利用者に対し、介護職の判断でインスリン注射を行った。
正解と解説を見る
【正解】 ×
インスリン注射は血糖値を「下げる」薬です。低血糖で倒れている人に打つと命を落とします。また、注射は医行為であり介護職は行えません。
インスリン注射は血糖値を「下げる」薬です。低血糖で倒れている人に打つと命を落とします。また、注射は医行為であり介護職は行えません。
第29回 参考
低血糖の対応として、ブドウ糖がない場合は、砂糖を含む缶コーヒーや果汁100%ジュースを飲ませてもよい。(α-グルコシダーゼ阻害薬を飲んでいない場合)
正解と解説を見る
【正解】 〇
専用のブドウ糖が手元にない場合は、砂糖の入ったジュースなどで代用することができます。(ただし、人工甘味料はNGです)
専用のブドウ糖が手元にない場合は、砂糖の入ったジュースなどで代用することができます。(ただし、人工甘味料はNGです)
🇲🇲 ミャンマー語で確認(မြန်မာဘာသာဖြင့် အနှစ်ချုပ်)
糖尿病(とうにょうびょう) : ဆီးချိုရောဂါ (Diabetes)
低血糖(ていけっとう) : သွေးတွင်းသကြားဓာတ် ကျဆင်းခြင်း (Hypoglycemia)
症状(しょうじょう) : ချွေးစေးထွက်ခြင်း (冷や汗)၊ ရင်တုန်ခြင်း (動悸)၊ လက်တုန်ခြင်း (手の震え)။ ပိုဆိုးလာပါက သတိလစ်နိုင်ပါသည်။
対応(たいおう) : ချက်ချင်း ဂလူးကို့စ် (ブドウ糖) သို့မဟုတ် သကြား (砂糖) ကို ကျွေးပါ။
⚠️ မှတ်ချက်။ သတိလစ်နေလျှင် အတင်းမကျွေးပါနှင့်၊ အသက်ရှူလမ်းကြောင်းပိတ်ဆို့တတ်ပါသည်။ လူနာတင်ယာဉ် (救急車) ကို ချက်ချင်းခေါ်ပါ။

コメント