🧠 JCS(意識レベル)と 救命処置(胸骨圧迫・AED)
皆さん、こんにちは!今日は緊急時の対応としてとても重要な「JCS(意識レベルの評価)」と「胸骨圧迫・AED」について学びます。どちらも国家試験で頻出(ほぼ毎年でています!)なので、しっかりポイントを押さえましょう。
1. JCS(ジャパン・コーマ・スケール)= 3-3-9度方式
JCSは、日本でよく使われる意識障害のレベルを評価する基準です。数字が大きいほど重症(意識がない)と覚えてください。
| レベル | 状態の目安 | 点数の例 |
|---|---|---|
| I(1桁) | 覚醒している(目を開けている) | 1(だいたい意識清明)、2(見当識障害)、3(名前や生年月日が言えない) |
| II(2桁) | 刺激すると覚醒する(目を開ける) | 10(呼ぶと開眼)、20(大声や揺さぶりで開眼)、30(痛み刺激でかろうじて開眼) |
| III(3桁) | 刺激しても覚醒しない(目を開けない) | 100(払いのける動作)、200(手足を動かす)、300(まったく動かない) |
先生、もし呼びかけても目を開けなくて、呼吸もしていなかったらどうすればいいですか?
その場合はすぐに心肺蘇生(胸骨圧迫とAED)が必要です!応援を呼んで119番通報し、AEDを持ってきてもらいましょう。胸骨圧迫の合言葉は「強く、速く、絶え間なく」です!
2. 救命処置(胸骨圧迫とAED)の流れ
① 反応の確認・通報
肩をたたきながら声をかける。反応なし・呼吸なしなら119番とAED手配。
② 胸骨圧迫
胸の真ん中を約5cm沈むように、1分間に100〜120回のテンポで押す。
③ AED(自動体外式除細動器)
心室細動(心臓の細かな震え)を電気ショックで取り除く機器。音声案内に従う。
国家試験のポイント
- JCSは「3-3-9度方式」。数字が大きいほど重症。(GCSとは逆なので注意!)
- 胸骨圧迫は「深さ約5cm」「1分間に100〜120回」「絶え間なく」。
- 人工呼吸ができる場合は「胸骨圧迫 30:人工呼吸 2」の割合。(できなければ胸骨圧迫のみを続ける)
- AEDは「心静止(完全に止まった状態)」にはショックを行わない。心室細動などの「けいれん」をリセットするためのものである。
- AEDのパッドは「右前胸部(右鎖骨の下)」と「左側胸部(左わき腹)」に貼る。
過去問 〇×チェック
第33回 参考
問1:JCS(ジャパン・コーマ・スケール)において、評価の数値が小さいほど、意識障害の程度は重い。
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【正解】 ×
解説:JCSは、数値が大きいほど重症です。(例:1より300の方が重症)。逆に、国際的なGCS(グラスゴー・コーマ・スケール)は点数が低いほど重症になります。引っ掛け問題に注意しましょう。
解説:JCSは、数値が大きいほど重症です。(例:1より300の方が重症)。逆に、国際的なGCS(グラスゴー・コーマ・スケール)は点数が低いほど重症になります。引っ掛け問題に注意しましょう。
第34回 参考
問2:JCSの「II(2桁)」は、刺激をすると覚醒する(目を開ける)状態である。
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【正解】 〇
解説:その通りです。I(1桁)は刺激しなくても覚醒している、II(2桁)は刺激すると覚醒する、III(3桁)は刺激しても覚醒しない状態を表します。
解説:その通りです。I(1桁)は刺激しなくても覚醒している、II(2桁)は刺激すると覚醒する、III(3桁)は刺激しても覚醒しない状態を表します。
第35回 参考
問3:成人に対する胸骨圧迫は、胸が少し凹む程度(約2〜3cm)の深さで押す。
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【正解】 ×
解説:2〜3cmでは浅すぎます。成人の場合、約5cm(最大で6cmを超えない程度)沈み込むように「強く」圧迫する必要があります。
解説:2〜3cmでは浅すぎます。成人の場合、約5cm(最大で6cmを超えない程度)沈み込むように「強く」圧迫する必要があります。
第36回 参考
問4:胸骨圧迫のテンポは、1分間に100〜120回の速さが推奨されている。
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【正解】 〇
解説:正しいです。「強く、速く、絶え間なく」が基本であり、その「速く」の目安が1分間に100〜120回です(1秒に2回弱のペース)。
解説:正しいです。「強く、速く、絶え間なく」が基本であり、その「速く」の目安が1分間に100〜120回です(1秒に2回弱のペース)。
第37回 参考
問5:AED(自動体外式除細動器)は、心臓が完全に停止している(心静止)状態を回復させるための機器である。
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【正解】 ×
解説:AEDは心臓が完全に止まっている状態(心静止)には電気ショックを行いません。AEDが有効なのは、心臓が細かく震えて血液を送り出せない「心室細動」などの状態です。震えを電気ショックで「除り除き(除細動)」、正しいリズムに戻すための機器です。
解説:AEDは心臓が完全に止まっている状態(心静止)には電気ショックを行いません。AEDが有効なのは、心臓が細かく震えて血液を送り出せない「心室細動」などの状態です。震えを電気ショックで「除り除き(除細動)」、正しいリズムに戻すための機器です。
第33回 参考
問6:倒れている人の意識を確認する際は、体を激しく揺さぶりながら大声で呼びかける。
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【正解】 ×
解説:体(とくに首)を激しく揺さぶると、首の骨などを痛める危険があります。肩を優しくたたきながら、耳元で声をかけて確認するのが正しい手順です。
解説:体(とくに首)を激しく揺さぶると、首の骨などを痛める危険があります。肩を優しくたたきながら、耳元で声をかけて確認するのが正しい手順です。
第34回 参考
問7:心肺蘇生において、人工呼吸の訓練を受けていない、またはためらいがある場合は、人工呼吸を省略して胸骨圧迫のみを続ける。
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【正解】 〇
解説:正しいです。人工呼吸ができないことで胸骨圧迫が遅れるよりも、胸骨圧迫を絶え間なく行うことが最優先されます。
解説:正しいです。人工呼吸ができないことで胸骨圧迫が遅れるよりも、胸骨圧迫を絶え間なく行うことが最優先されます。
第37回 参考
問8:AEDの電極パッドは、一般手的に患者の右前胸部(右鎖骨の下)と左側胸部(左脇の下)に貼り付ける。
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【正解】 〇
解説:心臓を挟み込むように電気を流すため、右の胸の上部と左のわき腹に貼るのが基本です。パッドのイラストにも描かれているので、それに従って素早く貼りましょう。
解説:心臓を挟み込むように電気を流すため、右の胸の上部と左のわき腹に貼るのが基本です。パッドのイラストにも描かれているので、それに従って素早く貼りましょう。
🇲🇲 ミャンマー語のまとめ (မြန်မာဘာသာဖြင့် အကျဉ်းချုပ်)
JCS (Japan Coma Scale): သတိလည်မှုအခြေအနေကို တိုင်းတာသည့်စနစ်။ နံပါတ်ကြီးလေ အခြေအနေဆိုးလေ ဖြစ်သည်။ (GCS နှင့် ပြောင်းပြန်ဖြစ်သည်ကို သတိပြုပါ)
胸骨圧迫 (Chest compressions / CPR): ရင်ဘတ်ဖိခြင်း။ တစ်မိနစ်လျှင် အကြိမ် ၁၀၀ မှ ၁၂၀ နှုန်းဖြင့်၊ ၅ စင်တီမီတာ ခန့် နက်အောင်၊ မရပ်မနား ဖိရပါမည်။
AED (Automated External Defibrillator): အလိုအလျောက် နှလုံးခုန်စက်။ နှလုံးတုန်ခါနေခြင်း (心室細動 – Ventricular fibrillation) ကို လျှပ်စစ်ရှော့ခ်ပေး၍ ဖယ်ရှားပေးသော စက်ဖြစ်သည်။ နှလုံးလုံးဝရပ်သွားချိန်တွင် အလုပ်မလုပ်ပါ။

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