🩺 正常圧水頭症
こんにちは!今日は「治る認知症」として国家試験によく出題される「正常圧水頭症」について勉強しましょう。脳の中にある「脳室」という部屋に、脳脊髄液(髄液)という水が過剰に溜まってしまう病気です。
正常圧水頭症の3つの特徴(三徴候)
🚶 歩行障害
小刻みに歩く(小刻み歩行)、足をすって歩く(すり足歩行)などの症状が初期から出ます。
🚽 尿失禁
トイレに間に合わなかったり、尿意(おしっこがしたい感覚)が低下したりして失禁してしまいます。
🧠 認知機能障害
もの忘れや、自発性(やる気)の低下などが見られます。進行は比較的ゆっくりです。
「治る認知症」ってどういうことですか?認知症は治らないと思っていました!
とても良い質問ですね!正常圧水頭症は、脳に溜まった余分な髄液を腹腔(おなかの中)などに流す「シャント手術」という外科的治療を行うことで、症状が劇的に改善する可能性があるんです。だからこそ、早期発見がとても重要なんですよ。
試験に出るポイント!
- 3つの代表的な症状(三徴候):歩行障害、認知機能障害、尿失禁
- 歩行の特徴:すり足歩行、小刻み歩行、開脚歩行
- 治療法:シャント手術で症状が改善するため「治る認知症」と呼ばれる。
- 検査:頭部CTやMRI画像で「脳室の拡大」がみられる。
過去問 〇×チェック
第30回 参考
正常圧水頭症の特徴的な症状として、歩行障害が挙げられる。
正解と解説を見る
【正解】 〇
正常圧水頭症の三徴候(3つの特徴的な症状)は「歩行障害」「認知機能障害」「尿失禁」です。特に歩行障害は初期から現れやすい症状です。
正常圧水頭症の三徴候(3つの特徴的な症状)は「歩行障害」「認知機能障害」「尿失禁」です。特に歩行障害は初期から現れやすい症状です。
第31回 参考
正常圧水頭症による認知症は、治療により症状が改善する可能性がある。
正解と解説を見る
【正解】 〇
髄液を抜く「シャント手術」を行うことで、圧迫されていた脳へのダメージが減り、症状の改善が期待できます。そのため「治る認知症」の代表例として知られています。
髄液を抜く「シャント手術」を行うことで、圧迫されていた脳へのダメージが減り、症状の改善が期待できます。そのため「治る認知症」の代表例として知られています。
第29回 参考
正常圧水頭症では、幻視が初期からみられるのが特徴である。
正解と解説を見る
【正解】 ×
幻視(そこにないものが見えること)が特徴的なのは「レビー小体型認知症」です。正常圧水頭症の特徴ではありません。
幻視(そこにないものが見えること)が特徴的なのは「レビー小体型認知症」です。正常圧水頭症の特徴ではありません。
第27回 参考
正常圧水頭症の歩行は、すり足歩行や小刻み歩行となることが多い。
正解と解説を見る
【正解】 〇
歩幅が狭くなる(小刻み)、足が床から離れにくい(すり足)、足を広げて歩く(開脚)などの不安定な歩行が見られ、転倒の危険性が高くなります。
歩幅が狭くなる(小刻み)、足が床から離れにくい(すり足)、足を広げて歩く(開脚)などの不安定な歩行が見られ、転倒の危険性が高くなります。
第33回 参考
正常圧水頭症は、頭部CT画像で脳室の拡大が認められる。
正解と解説を見る
【正解】 〇
髄液が過剰に溜まるため、CTやMRIで確認すると「脳室」という部分が通常よりも大きく拡大していることがわかります。
髄液が過剰に溜まるため、CTやMRIで確認すると「脳室」という部分が通常よりも大きく拡大していることがわかります。
オリジナル
正常圧水頭症では、便失禁が主な初期症状である。
正解と解説を見る
【正解】 ×
特徴的な症状は便失禁ではなく、「尿失禁」です。尿意を我慢できずにもらしてしまうことが多くなります。
特徴的な症状は便失禁ではなく、「尿失禁」です。尿意を我慢できずにもらしてしまうことが多くなります。
第28回 参考
正常圧水頭症に対する外科的治療として、シャント手術がある。
正解と解説を見る
【正解】 〇
余分な髄液をチューブで別の場所(お腹の中など)に流して吸収させる「シャント手術」が有効な治療法となります。
余分な髄液をチューブで別の場所(お腹の中など)に流して吸収させる「シャント手術」が有効な治療法となります。
オリジナル
正常圧水頭症の認知症は、アルツハイマー型認知症よりも急速に進行するのが特徴である。
正解と解説を見る
【正解】 ×
急速に進行するわけではなく、数ヶ月から数年かけて比較的ゆっくりと進行します。
急速に進行するわけではなく、数ヶ月から数年かけて比較的ゆっくりと進行します。
第34回 参考
正常圧水頭症では、脳脊髄液を腹腔などに流す手術を行うことがある。
正解と解説を見る
【正解】 〇
これを「脳室腹腔シャント(V-Pシャント)」などと呼びます。頭に溜まった水をチューブで胃や腸の外側の空間(腹腔)に流し、体に吸収させます。
これを「脳室腹腔シャント(V-Pシャント)」などと呼びます。頭に溜まった水をチューブで胃や腸の外側の空間(腹腔)に流し、体に吸収させます。
オリジナル
正常圧水頭症は、若年性認知症の最も多い原因疾患である。
正解と解説を見る
【正解】 ×
若年性認知症の原因で最も多いのは「血管性認知症」です。正常圧水頭症(特発性)は高齢者に多くみられます。
若年性認知症の原因で最も多いのは「血管性認知症」です。正常圧水頭症(特発性)は高齢者に多くみられます。
🇲🇲 ミャンマー語のまとめ (Myanmar Summary)
正常圧水頭症 (Normal Pressure Hydrocephalus: NPH):
ဦးနှောက်အတွင်း အရည်များ ပုံမှန်ထက်ပိုမို စုပုံလာခြင်းကြောင့် ဖြစ်ပေါ်သော ရောဂါဖြစ်ပါသည်။
အဓိက ရောဂါလက္ခဏာ ၃ ခု (三徴候)
၁။ လမ်းလျှောက်ရခက်ခဲခြင်း (歩行障害): ခြေလှမ်းတိုတိုဖြင့် လျှောက်ခြင်း၊ ခြေဆွဲ၍ လျှောက်ခြင်း။
၂။ ဆီးမထိန်းနိုင်ခြင်း (尿失禁): ဆီးသွားချင်စိတ်ကို မထိန်းနိုင်ခြင်း။
၃။ မှတ်ဉာဏ်ချို့ယွင်းခြင်း (認知機能障害): မေ့လျော့ခြင်း သို့မဟုတ် စိတ်အားထက်သန်မှု လျော့ကျခြင်း။
ကုသနည်း (治療):
ခွဲစိတ်ကုသခြင်း (Shunt Operation) ဖြင့် ပိုလျှံနေသော ဦးနှောက်အရည်များကို ဖယ်ရှားနိုင်ပြီး ရောဂါလက္ခဏာများ သက်သာပျောက်ကင်းနိုင်ပါသည်။ ထို့ကြောင့် ၎င်းကို “ပျောက်ကင်းနိုင်သော စိတ္တဇရောဂါ (治る認知症)” ဟုလည်း ခေါ်ဆိုပါသည်။
ဦးနှောက်အတွင်း အရည်များ ပုံမှန်ထက်ပိုမို စုပုံလာခြင်းကြောင့် ဖြစ်ပေါ်သော ရောဂါဖြစ်ပါသည်။
အဓိက ရောဂါလက္ခဏာ ၃ ခု (三徴候)
၁။ လမ်းလျှောက်ရခက်ခဲခြင်း (歩行障害): ခြေလှမ်းတိုတိုဖြင့် လျှောက်ခြင်း၊ ခြေဆွဲ၍ လျှောက်ခြင်း။
၂။ ဆီးမထိန်းနိုင်ခြင်း (尿失禁): ဆီးသွားချင်စိတ်ကို မထိန်းနိုင်ခြင်း။
၃။ မှတ်ဉာဏ်ချို့ယွင်းခြင်း (認知機能障害): မေ့လျော့ခြင်း သို့မဟုတ် စိတ်အားထက်သန်မှု လျော့ကျခြင်း။
ကုသနည်း (治療):
ခွဲစိတ်ကုသခြင်း (Shunt Operation) ဖြင့် ပိုလျှံနေသော ဦးနှောက်အရည်များကို ဖယ်ရှားနိုင်ပြီး ရောဂါလက္ခဏာများ သက်သာပျောက်ကင်းနိုင်ပါသည်။ ထို့ကြောင့် ၎င်းကို “ပျောက်ကင်းနိုင်သော စိတ္တဇရောဂါ (治る認知症)” ဟုလည်း ခေါ်ဆိုပါသည်။

コメント