運動性失語うんどうせいしつご(ブローカ)と感覚性失語かんかくせいしつご(ウェルニッケ)

🗣️ 運動性失語うんどうせいしつご(ブローカ)と感覚性失語かんかくせいしつご(ウェルニッケ)

先生

先生

皆さん、こんにちは!今日きょうは、脳血管疾患のうけっかんしっかん(脳卒中のうそっちゅうなど)の後遺症として多い「失語症しつごしょう」について学びます。
失語症しつごしょうには大きく分けて「運動性失語うんどうせいしつご(ブローカ失語しつご)」と「感覚性失語かんかくせいしつご(ウェルニッケ失語しつご)」の2種類があります。この2つの違ちがいをしっかり理解りかいしましょう!
📊 2つの失語症しつごしょうの比較ひかく
種類しゅるい(別名べつめい) 脳のうの損傷部位そんしょうぶい 言葉ことばの理解りかい 話はなすこと(発話はつわ) 支援しえんのコツ
運動性失語うんどうせいしつご
(ブローカ失語しつご)
前頭葉ぜんとうよう
(前まえのほう)
できる
(相手あいての言いうことはわかる)
できない
(言葉ことばがスラスラ出でない)
「はい/いいえ」で答こたえられる閉とざされた質問しつもん(クローズド・クエスチョン)をする
感覚性失語かんかくせいしつご
(ウェルニッケ失語しつご)
側頭葉そくとうよう
(横よこのほう)
できない
(相手あいての言いうことがわからない)
できる
(よくしゃべるが、意味いみが通つうじない)
身振みぶり・手振てぶり(ジェスチャー)や短みじかい言葉ことば、絵えカードを使つかう
生徒

生徒

名前なまえが似にていて、どっちがどっちだか分わからなくなります…。どうやって覚おぼえればいいですか?
先生

先生

現場げんばでも迷まようポイントですよね!こんな風ふうにイメージすると覚おぼえやすいですよ。

💡 ブローカ(運動うんどう)は「ブきっちょな口くち」。頭あたまでは分わかっているのに、口くちがうまく動うごかなくて言葉ことばが出でない状態じょうたいです。だから「お茶ちゃにしますか?」と、うなずくだけで答こたえられる質問しつもんが助たすかります。

💡 ウェルニッケ(感覚かんかく)は「ウェの空そらで聞きいている」。耳みみから入はいる言葉ことばの意味いみが宇宙語うちゅうごのように聞きこえてしまいます。だから、身振みぶりや物ものを見みせて視覚的しかくてきに伝つたえることが大切たいせつです。
試験に出るポイント!
国家試験こっかしけんでは、「失語症しつごしょうの種類しゅるい」と「それに適てきしたコミュニケーション方法ほうほう」の組くみ合あわせがよく出題しゅつだいされます!
「運動性うんどうせい=はい/いいえで答こたえる」「感覚性かんかくせい=身振みぶり・短みじかい言葉ことば」をセットで暗記あんきしましょう!
📝 過去問 〇×チェック(全10問)
第33回 参考 運動性失語うんどうせいしつごのある人ひとは、他者たしゃの言葉ことばを理解りかいすることが難むずかしい。
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【正解】 ×
解説かいせつ:運動性失語うんどうせいしつご(ブローカ失語しつご)のある人ひとは、相手あいての言葉ことばの「理解りかい」は比較的ひかくてきよく保たもたれています(分わかっています)。しかし、自分じぶんが思おもったように言葉ことばを「話はなす」ことが難むずかしい状態じょうたいです。他者たしゃの言葉ことばの理解りかいが難むずかしいのは「感覚性失語かんかくせいしつご」です。
第34回 参考 感覚性失語かんかくせいしつご(ウェルニッケ失語しつご)のある人ひとは、流暢りゅうちょうに話はなすが、言いい間違まちがいや意味いみのない言葉ことばになることが多おおい。
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【正解】 〇
解説かいせつ:その通とおりです。感覚性失語かんかくせいしつごのある人ひとはスラスラとたくさん話はなすこと(多弁たべん)ができますが、言葉ことばを間違まちがえたり(錯語さくご)、意味いみの通つうじない言葉ことば(ジャルゴン)を話はなしたりする特徴とくちょうがあります。
第30回 参考 運動性失語うんどうせいしつごのある人ひととのコミュニケーションでは、「はい」か「いいえ」で答こたえられる「閉とざされた質問しつもん」を用もちいるとよい。
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【正解】 〇
解説かいせつ:正文せいぶんです。言葉ことばが出でにくい状態じょうたいなので、「何なにが食たべたいですか?」と聞きくのではなく、「おにぎりが食たべたいですか?」と「はい/いいえ」で頷うなずける質問しつもん(クローズド・クエスチョン)を使つかうのが適切てきせつな支援しえんです。
第28回 参考 感覚性失語かんかくせいしつごの原因げんいんは、主おもに大脳だいのうの前頭葉ぜんとうようの損傷そんしょうである。
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【正解】 ×
解説かいせつ:間違まちがいです。感覚性失語かんかくせいしつご(ウェルニッケ失語しつご)は、大脳だいのうの「側頭葉そくとうよう(そくとうよう)」の損傷そんしょうによって起おこります。「前頭葉ぜんとうよう(ぜんとうよう)」の損傷そんしょうで起おこるのは運動性失語うんどうせいしつご(ブローカ失語しつご)です。
第32回 参考 感覚性失語かんかくせいしつごのある人ひとには、言葉ことばだけでなく、身振みぶりや手振てぶり、絵えカードなどを併用へいようして伝つたえるとよい。
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【正解】 〇
解説かいせつ:その通とおりです。相手あいての話はなす言葉ことばを「理解りかいする」のが難むずかしい障害しょうがいなので、音声おんせいの言葉ことばだけに頼たよらず、視覚的しかくてきな情報じょうほう(ジェスチャーやイラスト)を組くみ合あわせることで伝つたわりやすくなります。
第35回 参考 運動性失語うんどうせいしつごのある人ひとには、「今日きょうは何なにを食たべたいですか?」という「開ひらかれた質問しつもん」を多用たようするべきである。
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【正解】 ×
解説かいせつ:誤文ごぶんです。「何なにを食たべたいですか」といった「開ひらかれた質問しつもん(オープン・クエスチョン)」は、自分じぶんで言葉ことばを探さがして話はなさなければならないため、言葉ことばが出でにくい運動性失語うんどうせいしつごの人ひとにとっては非常ひじょうに大おおきなストレスになります。
第29回 参考 感覚性失語かんかくせいしつごのある人ひとは、自分じぶんの発話はつわの間違まちがいに気きづきにくく、多弁たべん(よくしゃべること)になることがある。
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【正解】 〇
解説かいせつ:正ただしいです。感覚性失語かんかくせいしつごの人ひとは、相手あいての言葉ことばだけでなく「自分じぶんが発発している言葉ことば」も正ただしく理解りかいできていません。そのため、自分じぶんが間違まちがった言葉ことばを言いっていることに気きづかず、たくさん話はなし続つづける(多弁たべん)ことがよくあります。
第27回 参考 ブローカ失語しつごの病巣びょうそう(脳のうの傷きずついた部分ぶぶん)は、主おもに大脳だいのうの側頭葉そくとうようにある。
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【正解】 ×
解説かいせつ:間違まちがいです。ブローカ失語しつご(運動性失語うんどうせいしつご)の病巣びょうそうは「前頭葉ぜんとうよう(ぜんとうよう)」です。「側頭葉そくとうよう」が傷きずついて起おこるのはウェルニッケ失語しつご(感覚性失語かんかくせいしつご)です。
第31回 参考 言葉ことばの理解りかいが良好りょうこうなのは、感覚性失語かんかくせいしつごよりも運動性失語うんどうせいしつごである。
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【正解】 〇
解説かいせつ:その通とおりです。言葉ことばを「理解りかいする」能力のうりょくは、運動性失語うんどうせいしつごの方ほうが保たもたれています。逆ぎゃくに、感覚性失語かんかくせいしつごは言葉ことばの理解りかいが難むずかしい状態じょうたいです。
第33回 参考 失語症しつごしょうのある利用者りようしゃと会話かいわするときは、相手あいてのペースに合あわせ、急せかさずに返答へんとうを待まつことが重要じゅうようである。
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【正解】 〇
解説かいせつ:正文せいぶんです。どの種類しゅるいの失語症しつごしょうであっても、コミュニケーションには時間じかんがかかります。こちらが先回さきまわりして話はなしたり急せかしたりせず、リラックスできる環境かんきょうでゆっくりと待まつ姿勢しせいが、介護福祉士かいごふくししとして最もっとも大切たいせつな支援しえんの基本きほんです。
🇲🇲 ミャンマー語で確認(မြန်မာဘာသာဖြင့် အနှစ်ချုပ်)

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