🧠 ピック病(前頭側頭型認知症)
みなさん、こんにちは!今日(きょう)は認知症のひとつである「ピック病」について勉強しましょう。
ピック病は、前頭側頭型認知症の代表的な病気です。脳の前頭葉(前のほう)と側頭葉(横のほう)が縮むことで起こります。脳の中に「ピック球」という異常なタンパク質がたまるのが特徴です。
ピック病は、前頭側頭型認知症の代表的な病気です。脳の前頭葉(前のほう)と側頭葉(横のほう)が縮むことで起こります。脳の中に「ピック球」という異常なタンパク質がたまるのが特徴です。
📊 ピック病の3つの大きな特徴
| 特徴 | 具体的な症状 |
|---|---|
| ① 脱抑制と反社会的行動 | ・理性(ブレーキ)が利かなくなる。 ・万引きや信号無視など、社会のルールを破ってしまう。 |
| ② 常同行動 | ・毎日決まった時間に同じコースを散歩する(時刻表的生活)。 ・同じ食べ物ばかり食べる。 |
| ③ 初期は記憶障害が目立たない | ・アルツハイマー型とは違い、物忘れよりも性格の変化(人格変化)が先に現れます。 |
先生、「脱抑制」で万引きをしてしまうって、どうしてですか?
悪いことだって、わからないんでしょうか?
悪いことだって、わからないんでしょうか?
実は、私たちの「我慢する力」や「ルールを守る力」は、脳の前頭葉がコントロールしています。ピック病でここが縮むと、心のブレーキが壊れてしまうんです。
そのため、「これが欲しい!」と思ったら、お金を払うのを待てずにそのまま持(も)ち帰ってしまうんですね。だから、本人を怒るのではなく、病気の症状だと理解してサポートすることが大切です。
そのため、「これが欲しい!」と思ったら、お金を払うのを待てずにそのまま持(も)ち帰ってしまうんですね。だから、本人を怒るのではなく、病気の症状だと理解してサポートすることが大切です。
国家試験ポイント
- ピック病は、前頭側頭型認知症の一つです。
- 高齢者よりも、40代〜60代の初老期に発症しやすいのが特徴です。
- キーワードは「脱抑制」「反社会的行動」「常同行動」の3つ!
📝 過去問 〇×チェック (全10問)
第33回 参考
問題 1
前頭側頭型認知症の代表的な疾患にピック病がある。
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【正解】 〇
ピック病は、脳に「ピック球」という異常なたんぱく質がたまることで起こる、前頭側頭型認知症の代表的な病気です。
ピック病は、脳に「ピック球」という異常なたんぱく質がたまることで起こる、前頭側頭型認知症の代表的な病気です。
第31回 参考
問題 2
ピック病の初期には、物忘れなどの記憶障害が最も目立つ。
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【正解】 ×
初めは記憶の障害よりも、性格の変化(人格変化)やルールを守れない行動(脱抑制)が目立ちます。記憶障害が初期から目立つのはアルツハイマー型認知症です。
初めは記憶の障害よりも、性格の変化(人格変化)やルールを守れない行動(脱抑制)が目立ちます。記憶障害が初期から目立つのはアルツハイマー型認知症です。
第30回 参考
問題 3
ピック病の症状として、脱抑制による万引きなどの反社会的な行動がみられる。
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【正解】 〇
脱抑制とは、自分の衝動(やりたいという気持ち)を我慢できなくなることです。そのため、お店(みせ)の物を勝手に持ち帰るなどの行動がみられます。
脱抑制とは、自分の衝動(やりたいという気持ち)を我慢できなくなることです。そのため、お店(みせ)の物を勝手に持ち帰るなどの行動がみられます。
第29回 参考
問題 4
ピック病は、80歳以上の高齢者に多く発症する。
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【正解】 ×
ピック病が発症するのは、40歳〜60歳代の「初老期」が多いのが特徴です。
ピック病が発症するのは、40歳〜60歳代の「初老期」が多いのが特徴です。
第34回 参考
問題 5
毎日決まった時間に同じコースを歩くような常同行動がみられる。
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【正解】 〇
これを「時刻表的生活」とも呼びます。毎日同じ時間に同じ行動を繰り返すのが大きな特徴です。
これを「時刻表的生活」とも呼びます。毎日同じ時間に同じ行動を繰り返すのが大きな特徴です。
第32回 参考
問題 6
ピック病の症状が進行すると、自発的な言葉が減り、無関心になることがある。
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【正解】 〇
最初は落ち着きがない行動が目立ちますが、病気が進(すす)むと無気力や無関心になり、言葉も減っていきます。
最初は落ち着きがない行動が目立ちますが、病気が進(すす)むと無気力や無関心になり、言葉も減っていきます。
第28回 参考
問題 7
ピック病は、脳の後頭葉が強く萎縮する病気である。
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【正解】 ×
後頭葉(後ろの部分)ではなく、「前頭葉(前)」と「側頭葉(横)」が強く縮む(萎縮する)病気です。
後頭葉(後ろの部分)ではなく、「前頭葉(前)」と「側頭葉(横)」が強く縮む(萎縮する)病気です。
第27回 参考
問題 8
ピック病では、ありありとした幻視(そこにないものが見えること)が特徴的である。
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【正解】 ×
幻視が特徴的なのは「レビー小体型認知症」です。ピック病では幻視はあまり見られません。
幻視が特徴的なのは「レビー小体型認知症」です。ピック病では幻視はあまり見られません。
第25回 参考
問題 9
ピック病では、同じものばかり食べる食行動の変化がみられることがある。
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【正解】 〇
これも常同行動の一つです。甘いものばかり食べ続けたりする「常同的食行動」が見られます。
これも常同行動の一つです。甘いものばかり食べ続けたりする「常同的食行動」が見られます。
第26回 参考
問題 10
ピック病の人が常同行動をしているときは、危険なので力ずくで止めるのがよい。
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【正解】 ×
無理に止めようとすると、激しく怒ったり興奮したりします。安全に気をつけて、一緒に歩くなど、本人のペースに合わせる対応が大切です。
無理に止めようとすると、激しく怒ったり興奮したりします。安全に気をつけて、一緒に歩くなど、本人のペースに合わせる対応が大切です。
🇲🇲 မြန်မာဘာသာဖြင့် အနှစ်ချုပ် (ミャンマー語まとめ)
ピック病 (Pick’s disease)
前頭側頭型認知症 (Frontotemporal dementia) ၏ အဓိကရောဂါအမျိုးအစားဖြစ်သည်။ ဦးနှောက်၏ အရှေ့ပိုင်းနှင့် ဘေးပိုင်း ကျုံ့သွားပြီး၊ Pick bodies ဟုခေါ်သော ပရိုတင်းများ စုပုံလာခြင်းကြောင့် ဖြစ်ပွားသည်။
脱抑制 / 反社会的行動 (Disinhibition / Anti-social behavior)
မိမိကိုယ်ကို ထိန်းချုပ်နိုင်စွမ်း မရှိတော့ဘဲ၊ လူမှုရေးစည်းမျဉ်းများကို ဖောက်ဖျက်ခြင်း (ဥပမာ – ပစ္စည်းခိုးယူခြင်း၊ ယာဉ်ကြောစည်းကမ်း မလိုက်နာခြင်း) တို့ကို ပြုလုပ်တတ်သည်။
常同行動 (Stereotyped behavior)
ထပ်တလဲလဲ ပြုမူခြင်း။ နေ့စဉ် အချိန်မှန်တွင် လမ်းကြောင်းတစ်ခုတည်းကို လမ်းလျှောက်ခြင်း၊ အစားအစာတစ်မျိုးတည်းကိုသာ စားခြင်း စသည့် အပြုအမူများကို တွေ့ရသည်။ အသက် ၄၀ မှ ၆၀ အတွင်း (初老期) အဖြစ်များသည်။

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