🫀 心不全しんふぜん(Heart Failure)
みなさん、こんにちは!今日は「心不全」について勉強しましょう。心不全とは、心臓のポンプとしての機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなった状態のことです。息切れや浮腫(全身のむくみ)、体重増加などが主な症状としてあらわれます。
💡 心不全のメカニズムと主な症状
| 症状・変化 | なぜ起こるのか?(メカニズム) | 介護での観察ポイント |
|---|---|---|
| 息切れ・呼吸困難 | 肺に血液がとどまり(鬱血)、酸素を取りこみにくくなるため。 | 動いたときや横になったときの息苦しさを確認。 |
| 浮腫・体重増加 | 水分が体外に排出されず、足や全身にたまるため。 | 靴下のあとが残るか、短期間で体重が増えていないか。 |
| 起坐呼吸 | 横になると心臓への血液還流が増えて息苦しくなり、起きあがると楽になる。 | 夜間に上体を起こして眠ろうとしていないか。 |
先生!「起坐呼吸」って何ですか?横になるより座ったほうが息がしやすいのですか?それと、介護のときに気を付けるべきことも教えてください!
その通りです!横になると、下半身から心臓へ戻る血液が増えて肺が圧迫されます。だから、上体を起こして座る姿勢(起坐位)をとると呼吸が楽になるのです。
介護現場では、「塩分・水分制限の管理」や「毎日の体重測定」がとても大切です。数日で2〜3kgも体重が増えたら、水分が体にたまっているサインですよ!
介護現場では、「塩分・水分制限の管理」や「毎日の体重測定」がとても大切です。数日で2〜3kgも体重が増えたら、水分が体にたまっているサインですよ!
介護福祉士国家試験のポイント
- 起坐呼吸:左心不全などでみられる。横になる(仰臥位)より、座る(起坐位・半坐位)ことで呼吸が楽になる。
- 浮腫と体重管理:右心不全などでは下肢の浮腫があらわれる。早期発見のために毎日の体重測定が有効。
- 食事制限:心臓の負担を減らすため、塩分制限(および指示に応じた水分制限)が行われる。
📝 過去問 〇×チェック(全10問)
第33回 参考
問題 1
心不全の利用者が夜間に息苦しさを訴えたため、上半身を起こしたところ、呼吸が楽になった。
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【正解】 〇
【解説】これは「起坐呼吸」と呼ばれる現象です。上半身を起こす(起坐位・ファーラー位にする)ことで、心臓に戻る血液量が減り、肺への負担が軽減されて呼吸が楽になります。
【解説】これは「起坐呼吸」と呼ばれる現象です。上半身を起こす(起坐位・ファーラー位にする)ことで、心臓に戻る血液量が減り、肺への負担が軽減されて呼吸が楽になります。
第31回 参考
問題 2
心不全では、体液が体内にたまるため、体重が減少することが好ましいとされる。
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【正解】 ×
【解説】心不全が悪化すると、水分や塩分が体内にたまり、浮腫が生じて体重が増加します。短期間での急激な体重増加は病状悪化のサインです。
【解説】心不全が悪化すると、水分や塩分が体内にたまり、浮腫が生じて体重が増加します。短期間での急激な体重増加は病状悪化のサインです。
第29回 参考
問題 3
右心不全では、全身から心臓へ戻る血液が滞るため、下肢の浮腫や肝臓の腫れなどが生じる。
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【正解】 〇
【解説】右心房・右心室の機能が低下する右心不全では、全身の静脈が鬱血するため、足(下肢)の浮腫や肝腫大、頸静脈の怒張(ふくらみ)が起こります。
【解説】右心房・右心室の機能が低下する右心不全では、全身の静脈が鬱血するため、足(下肢)の浮腫や肝腫大、頸静脈の怒張(ふくらみ)が起こります。
第32回 参考
問題 4
心不全の予防・管理では、塩分の摂取量を制限することが推奨される。
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【正解】 〇
【解説】塩分(ナトリウム)をとると、体に水分がたまりやすくなり、心臓への負担が増えます。そのため、減塩食事療法が基本となります。
【解説】塩分(ナトリウム)をとると、体に水分がたまりやすくなり、心臓への負担が増えます。そのため、減塩食事療法が基本となります。
第30回 参考
問題 5
心不全の早期発見のために、毎日定時に体重を測定することは効果的である。
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【正解】 〇
【解説】体調変化(水分のうっ滞)を客観的に知るために、毎日決時間(起床時など)に体重を測ることが非常に重要です。
【解説】体調変化(水分のうっ滞)を客観的に知るために、毎日決時間(起床時など)に体重を測ることが非常に重要です。
第34回 参考
問題 6
慢性心不全の急性増悪(悪化)を防ぐためには、激しい運動を積極的に行うとよい。
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【正解】 ×
【解説】激しい運動は心臓に過度な負担をかけるため、急性増悪の原因となります。医師の指示に従った適切な有酸素運動や、過労を避けた生活が必要です。
【解説】激しい運動は心臓に過度な負担をかけるため、急性増悪の原因となります。医師の指示に従った適切な有酸素運動や、過労を避けた生活が必要です。
第28回 参考
問題 7
左心不全では、主に肺の鬱血が起こり、息切れや夜間の咳などが生じる。
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【正解】 〇
【解説】左心房・左心室のポンプル機能が落ちる左心不全では、肺から心臓へ血液が戻りにくくなり、肺鬱血が起こります。これにより息切れ、喘鳴(ぜーぜーする)、咳があらわれます。
【解説】左心房・左心室のポンプル機能が落ちる左心不全では、肺から心臓へ血液が戻りにくくなり、肺鬱血が起こります。これにより息切れ、喘鳴(ぜーぜーする)、咳があらわれます。
第35回 参考
問題 8
利尿薬を服用している心不全の利用者に対しては、脱水や血圧低下への注意が必要である。
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【正解】 〇
【解説】利尿薬は余分な水分を尿として出す薬ですが、効きすぎると脱水や血圧低下(ふらつき・転倒)を引き起こす危険があります。
【解説】利尿薬は余分な水分を尿として出す薬ですが、効きすぎると脱水や血圧低下(ふらつき・転倒)を引き起こす危険があります。
第27回 参考
問題 9
心不全の症状である浮腫(むくみ)の観察では、脛骨前面(すね)や足背(足の甲)を指で押して痕がつくかを確認する。
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【正解】 〇
【解説】浮腫の確認では、骨のすぐ上にある脛骨前面(すね)や足背(足の甲)を数秒間指で押し、くぼみが残るかどうかを観察します。
【解説】浮腫の確認では、骨のすぐ上にある脛骨前面(すね)や足背(足の甲)を数秒間指で押し、くぼみが残るかどうかを観察します。
第36回 参考
問題 10
心不全の利用者が「入浴後に息苦しい」と訴えた場合でも、心臓への負担を減らすためにすぐに完全に横(平坦な仰臥位)に寝かせる。
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【正解】 ×
【解説】息苦しいときに完全に平坦に横に寝かせると(仰臥位)、心臓への血液還流が増えてかえって息苦しさが悪化します。上半身を起こした姿勢(半坐位・起坐位)を保つのが適切です。
【解説】息苦しいときに完全に平坦に横に寝かせると(仰臥位)、心臓への血液還流が増えてかえって息苦しさが悪化します。上半身を起こした姿勢(半坐位・起坐位)を保つのが適切です。
🇲🇲 မြန်မာဘာသာဖြင့် ရှင်းလင်းချက် (Myanmar Language Explanation)
心不全 (Heart Failure – နှလုံးလုပ်ဆောင်ရည် ပျက်ယွင်းခြင်း)
နှလုံး၏ သွေးညှစ်ထုတ်ပေးသော သွေးပန့်စနစ် (Pump Function) အားနည်းသွားပြီး ရင်ဘတ်အောင့်ခြင်း၊ အသက်ရှူရခက်ခဲခြင်းနှင့် တစ်ကိုယ်လုံး ရောင်ရမ်းခြင်း (Edema) တို့ ဖြစ်ပွားသည့် အခြေအနေဖြစ်သည်။
အရေးကြီးသော အချက်များ (Key Points):
- 起坐呼吸 (Orthopnea – အထိုင်အသက်ရှူခြင်း): လှဲအိပ်ပါက အသက်ရှူရ ခက်ခဲပြီး၊ အထိုင်ပုံစံ (သို့မဟုတ်) အပေါ်ပိုင်းကို ထူပေးထားပါက အသက်ရှူရ လွယ်ကူလာသည်။
- 浮腫 (Edema – ရောင်ရမ်းခြင်း) နှင့် ကိုယ်အလေးချိန်: ရေနှင့် ဆားဓာတ် လျှော့ချရန် လိုအပ်သည်။ ခန္ဓာကိုယ်တွင် ရေများစုပုံလာပါက ကိုယ်အလေးချိန် ရုတ်တရက် တိုးလာနိုင်သဖြင့် နေ့စဉ် ကိုယ်အလေးချိန် တိုင်းတာရန် လိုအပ်သည်။
- Care ပြုစုရာတွင် သတိပြုရန်: ဆားဓာတ် (Salt Limit) လျှော့စားရန်နှင့် သွေးဖိအား၊ အသက်ရှူနှုန်းနှင့် ခြေထောက် ရောင်ရမ်းမှု ရှိမရှိကို သေချာစွာ စောင့်ကြည့်ရမည်။

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