パーキンソン病(びょう):寡動(かどう)・無動(むどう)

🧠 パーキンソン病ぱーきんそんびょう:寡動かどう・無動むどう

先生

先生

みなさん、こんにちは。
今日は「パーキンソン病ぱーきんそんびょう」の症状の一つ、「寡動かどう」と「無動むどう」について勉強しましょう。
この病気は、脳のうの神経伝達物質しんけいでんたつぶっしつである「ドーパミン」が減ることで、体がスムーズに動かせなくなる病気です。
図解:パーキンソン病の4大症状

国家試験こっかしけんでは、以下の4つの症状がよく出ます。特に「動き」に関する症状を整理しましょう。

① 安静時振戦あんせいじしんせん じっとしている時に手足が震える。
(丸薬を丸めるような動き)
② 筋固縮きんこしゅく 筋肉きんにくが硬くなる。
(歯車様固縮、鉛管様固縮)
③ 無動むどう・寡動かどう 動きが遅い、少ない。
動き出せない。
④ 姿勢反射障害しせいはんしゃしょうがい 体のバランスがとれない。
転びやすくなる。
「寡動」と「無動」の違い
用語 意味いみと特徴とくちょう 具体的ぐたいてきな症状しょうじょう
寡動かどう
(Bradykinesia)
動きが「遅い」「少ない」「小さい」こと。
動作が緩慢(ゆっくり)になる。
・瞬またたきが減る
・仮面様顔貌かめんようがんぼう(表情が乏しい)
・声が小さくなる
無動むどう
(Akinesia)
動きを「開始できない」こと。
動こうとしても、体が固まって動かない。
・すくみ足すくみあし(足が地面に張り付いて出ない)
・寝返りが打てない
生徒

生徒

先生、「寡動かどう」と「無動むどう」は別のものとして覚えたほうがいいですか?
現場ではどう見分ければいいんでしょうか?
先生

先生

いい質問ですね。
試験しけんでは、この2つはセットで「動作緩慢(どうさかんまん)」として扱われることも多いです。

現場でのイメージはこうです:
🔹 寡動: 食事にすごく時間がかかる、呼んでも振り向くのが遅い。
🔹 無動: 「さあ、立ちましょう」と言っても、最初の一歩が全く出ない。

どちらも「動きにくい」ことには変わりないので、介護職は「急かさないこと」と「リズムをとって動き出しを助けること」が大切ですよ。
試験に出るポイント
  • 仮面様顔貌かめんようがんぼう: 顔の筋肉の「寡動」により、無表情に見えること。怒っているわけではありません。
  • 小刻み歩行こきざみほこう: 歩幅が極端に狭くなること(寡動の一種)。
  • すくみ足すくみあし: 歩き出しや方向転換の時に、足が動かなくなること(無動の一種)。
過去問にチャレンジ!
第30回 障害しょうがいの理解りかい
パーキンソン病ぱーきんそんびょう(Parkinson disease)の主症状しゅしょうじょうとして、正しいものを1つ選びなさい。

1 企図振戦きとしんせん
2 固縮こしゅく
3 痙直けいちょく
4 失調性歩行しっちょうせいほこう
5 視力障害しりょくしょうがい
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正解:2

解説:
2:正しい。固縮こしゅく(筋固縮)は、パーキンソン病の4大症状の一つです。
1:企図振戦は、動こうとした時に震える症状で、主に小脳の障害で見られます。パーキンソン病は「安静時振戦あんせいじしんせん」です。
3:痙直は、脳卒中などで見られる筋肉のつっぱりです。
4:失調性歩行は、ふらふらする歩行で、小脳障害などで見られます。パーキンソン病は「小刻み歩行」です。

第31回 障害しょうがいの理解りかい
パーキンソン病ぱーきんそんびょうの症状に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 筋肉がやわらかくなる。
2 手足が勝手に動く。
3 動作が素早くなる。
4 表情が乏しくなる。
5 大股で歩くようになる。
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正解:4

解説:
4:正しい。これを「仮面様顔貌かめんようがんぼう」といい、「寡動かどう」の症状の一つです。
1:筋肉は硬くなります(固縮)。
2:基本的には動きが減ります。※薬の副作用で勝手に動く(ジスキネジア)ことはありますが、病気自体の主症状ではありません。
3:動作はゆっくりになります(寡動)。
5:小股(小刻み)で歩くようになります。

第34回 障害しょうがいの理解りかい
Gさんはパーキンソン病ぱーきんそんびょうと診断され、薬物療法が開始されている。 立位りついで重心じゅうしんが傾き、歩行中に停止ていしすることや向きを変えることが困難こんなんである。
Gさんのこの症状を表現するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 安静時振戦あんせいじしんせん
2 筋固縮きんこしゅく
3 無動むどう
4 寡動かどう
5 姿勢保持障害しせいほじしょうがい
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正解:5

解説:
5:正しい。重心が傾いても立ち直れない、方向転換でバランスを崩しやすいのは「姿勢保持障害しせいほじしょうがい(姿勢反射障害)」の特徴です。
3の「無動」も歩行中の停止(すくみ足)に関係しますが、問題文の「立位で重心が傾き」という点が、バランス機能の障害(姿勢保持障害)を最も強く示唆しています。

第36回 認知症にんちしょうの理解りかい
レビー小体型認知症れびーしょうたいがたにんちしょうの症状に関する問題です。
パーキンソン症状ぱーきんそんしょうじょうによる歩行の特徴として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 痛みがあるため、休みながらゆっくり歩く。
2 前傾姿勢で歩幅を小刻みにして歩く。
3 左右に足を広げて、ふらつきながら歩く。
4 膝を高く上げて、足先を投げ出すように歩く。
5 つま先を引きずり、円を描くように歩く。
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正解:2

解説:
2:正しい。これがパーキンソン症状の「小刻み歩行こきざみほこう」と「前傾姿勢ぜんけいしせい」です。レビー小体型認知症でもパーキンソン病と同じ症状が出ます。
1:これは間欠性跛行かんけつせいはこう(脊柱管狭窄症など)。
3:これは失調性歩行(小脳障害など)。
5:これは分回し歩行ぶんまわしほこう(脳卒中片麻痺)。

第33回 介護かいごの基本きほん
パーキンソン病ぱーきんそんびょうの人へのリハビリテーション対応として、適切な記述を選びなさい。

1 体幹をひねる動作は避ける。
2 関節を動かさないようにする。
3 動作の大きさよりも速さを重視する。
4 意識的に大きく体を動かすように促す。
5 ベッド上で絶対安静にする。
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正解:4

解説:
4:正しい。「寡動」により動作が小さくなるため、意識して大きく動かすことが大切です。また、体幹の回旋(ひねり)も固縮予防に効果的です。
1:体幹のひねりは有効です。
3:速さよりも、まずは「確実な動作」や「大きな動作」を意識します。急ぐとすくみ足が出やすくなります。

မြန်မာလို အနှစ်ချုပ် (ミャンマー語まとめ)

ပါကင်ဆန်ရောဂါ (လှုပ်ရှားမှုဆိုင်ရာ ဦးနှောက်အာရုံကြောရောဂါ)

လှုပ်ရှားမှုနှေးကွေးခြင်း။
လှုပ်ရှားမှုများ နှေးကွေးသွားခြင်း၊ မျက်နှာအမူအရာ မရှိခြင်း (Mask-like face) နှင့် မျက်တောင်ခတ်ခြင်း နည်းပါးခြင်းတို့ ဖြစ်တတ်သည်။

လှုပ်ရှားမှု မရှိခြင်း / စတင်ရန် ခက်ခဲခြင်း။
လမ်းစလျှောက်ရန် ခက်ခဲခြင်း (Frozen gait – すくみ足) သို့မဟုတ် လှုပ်ရှားမှု လုံးဝ ရပ်တန့်သွားခြင်းတို့ ဖြစ်သည်။

ပြုစုစောင့်ရှောက်ရာတွင် လူနာကို အလျင်စလို မလုပ်ခိုင်းပါနှင့်။ လှုပ်ရှားမှု စတင်နိုင်ရန် အသံပေးခြင်း သို့မဟုတ် စည်းချက်ဝါးလိုက်ပေးခြင်း (Rhythm) သည် အထောက်အကူ ဖြစ်စေသည်။

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